PHEVモデル「メルセデス・ベンツ GLC 350 eクーペ」を追加

メルセデス・ベンツがGLCクーペにPHEVモデル「GLC 350 e 4MATIC クーペ Sports Edition Star」を追加

電気自動車の利便性と内燃機関の安心感を備えた、プラグインハイブリッドモデル「メルセデス・ベンツ GLC 350 e 4MATIC クーペ Sports Edition Star」の日本導入がスタートした。
電気自動車の利便性と内燃機関の安心感を備えた、プラグインハイブリッドモデル「メルセデス・ベンツ GLC 350 e 4MATIC クーペ Sports Edition Star」の日本導入がスタートした。
メルセデス・ベンツ日本は、 プレミアムミドルサイズ SUV「GLC クーペ」に、プラグインハイブリッド(PHEV)モデル「GLC 350 e 4MATIC クーペ Sports Edition Star」を追加。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて販売をスタートした。

Mercedes-Benz GLC 350 e 4MATIC Coupe Sports Edition Star

システム最高出力313PSを発揮

GLC 350 eクーペは、システム最高出力313PSを発揮する、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載する。
GLC 350 eクーペは、システム最高出力313PSを発揮する、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド・パワートレインを搭載する。

今回、追加された「メルセデス・ベンツ GLC 350 e 4MATIC クーペ Sports Edition Star」(以下GLC 350 eクーペ)は、最高出力204PS(150kW)、最大トルク320Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンに、電力量31.2kWhのリチウムイオンバッテリーと、最高出力136PS(100kW、定格出力60kW)、最大トルク440Nmの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル。

システム最高出力313PS(230kW)、最大トルク550Nmを発揮し、電気モーターのみで140km/hまで加速可能。EV走行換算距離は118kmが確保され、買い物や通勤などの日常域は電気自動車のように使用することができる。

GLC 350 eクーペは、急速充電(CHAdeMO規格)、6.0kW(30A)の交流普通充電にも対応しているため、外出先や自宅において様々な方法で充電できる。また、遠方へのドライブでは電気モーターとガソリンエンジンのメリットを掛け合わせることで、航続距離や充電時間を気にすることなく、安心してドライブを楽しめる1台となっている。

斬新なスターパターングリルを採用

フロントセクションには個性的な「スターパターングリル」が装着され、立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出している。
フロントセクションには個性的な「スターパターングリル」が装着され、立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出している。

GLC 350 eクーペのフロントセクションは、個性的なスターパターングリルを採用。立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出し、大胆な開口部を備えたアグレッシブなフロントバンパーとともに、精悍なフロントマスクを形成する。フロントグリルと連続したスリムなヘッドライトや、より精悍さを増した最新デザインのフロントバンパーがワイド感を強調し、SUVらしい存在感を実現した。

サイドセクションはラインやエッジを大幅に削減し、曲線を描く彫刻的なサーフェイスにより陰影を生み出した。これによりプロポーションが強調され、逞しいホイールアーチにアクセントが与えられた。Cd値は0.27という高水準のエアロダイナミクスを実現し、高い空力性能が省燃費にも貢献している。

ヘッドライト/リヤコンビネーションランプから、それぞれ伸びる前後のホイールアーチ上のライン、前後ドアパネル下部を貫くライン、これら3本のラインが伸びやかなサイドの曲面に絶妙なエッジを加えることで、力強く表情豊かなフォルムを実現。また、ボディ同色のホイールアーチが装着され、より都会的で洗練されたエクステリアが演出されている。

リヤセクションは力強く張り出したフェンダーと水平基調のリヤバンパー、2ピース構造で内部に立体感があるスリムなリヤコンビネーションランプにより、よりワイドでシャープに見せるデザインを採用。リヤバンパーにもクロームのアンダーガード風のデザインを導入し、クロームトリムが左右エキゾーストと一体化した力強い造形とすることで、独自の個性を持つことに成功した。

航空機をイメージしたダッシュボード

スポーティな雰囲気を持つインテリア。ダッシュボードは、航空機エンジンのナセルを想わせるエアアウトレットをはじめ、航空機をイメージしている。
スポーティな雰囲気を持つインテリア。ダッシュボードは、航空機エンジンのナセルを想わせるエアアウトレットをはじめ、航空機をイメージしている。

GLC 350 eクーペのダッシュボードは、上下2つに分割されたデザインが採用された。上部は翼のような形状に、航空機エンジンのナセルを想わせる丸みをつけたやや横長の新デザインの角型エアアウトレットを配置。下部には大型インテリアトリムが広がり、標準仕様でもオプション選択時でもリアルウッドが導入され、質感の高い室内空間を演出する。

ダッシュボードの両端を囲むドアパネルはシンプルでモダンなデザイン。ドアのセンターパネルはアームレストを一体化しており、垂直面から水平方向に張り出している。アームレストの前部はセンターコンソールのデザインを繰り返すようにクロームがあしらわれた。この部分はグラブハンドルとなる他、ドアを閉めるときのグリップともなり、パワーウインドウのスイッチが配置されている。

今回、メルセデス・ベンツ最新世代ステアリングホイールを採用。ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や、安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能も搭載した。また、ディスタンスアシストディストロニック使用時のハンズオフ検知機能を、ステアリングリムに静電容量式センサーで判定する仕様に変更。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、使い勝手が大幅に向上した。

室内を彩る「アンビエントライト」は64色から選択可能で、単色の発光に加えてカラーの連続変化も導入された。また、クーペながらもラゲッジスペースは390Lを確保。リヤシートを折りたたむことで最大1335Lにまで拡大する。

車両本体価格(税込)

GLC 350 e 4MATIC クーペ Sports Edition Star:1031万円

【問い合わせ】
メルセデス・コール
TEL 0120-190-610

【関連リンク】
・メルセデス・ベンツ公式サイト

6年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、2代目へと進化した「メルセデス・ベンツ GLC クーペ」の日本導入がスタートした。

新型「メルセデス・ベンツ GLC クーペ」が日本導入、Sクラス並みの最新技術を搭載

メルセデス・ベンツ日本は、初のフルモデルチェンジを果たしたプレミアムミドルサイズSUV「GLC クーペ」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて、日本での販売をスタートした。日本には2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンに、48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「GLC 220 d 4MATIC クーペ」が導入される。

キーワードで検索する

著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…