新型「BMW 2シリーズ クーペ」が欧州販売開始は2024年8月から

内外装をアップデートした改良新型「BMW 2シリーズ クーペ」が登場「M240i xDriveの最高出力は379PS」

内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型のエクステリア。
内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型がデビュー、2024年8月から欧州で販売がスタートする。
BMWは「2シリーズ クーペ」に改良を実施。ラインナップ最小のクーペモデルとして、内外装のデザインを変更、標準装備が充実させ、インフォテイメントシステムが最新仕様にアップデートされた。生産は2024年8月から段階的に開始され、順次日本を含めた世界市場へとデリバリーされる。

BMW M240i xDrive Coupe

セグメントにおける貴重なクーペ

内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型のエクステリア。
コンパクトなボディサイズに、BMWらしいスポーティなエクステリアとスポーツ性能を備えたクーペとして人気の2シリーズが、内外装にアップデートを受けた。

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コンパクトなボディサイズに、BMWらしいスポーティなエクステリアとスポーツ性能を備えたクーペとして人気の2シリーズが、内外装にアップデートを受けた。

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内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型のエクステリア。

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内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型がデビュー、2024年8月から欧州で販売がスタートする。

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丸型ヘッドランプや水平基調のBMWキドニー・グリルなど、2シリーズ クーペを構成するエクステリアはそのままに、各ディテールがブラッシュアップされた。

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パワーユニットは4種類のガソリンと1種類のディーゼルをラインナップ。上級仕様の「M240i xDrive クーペ」は、最高出力379PSを発揮する、3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボエンジンを搭載する。

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内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型のエクステリア。

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12.3インチ・インフォメーション・ディスプレイと14.9インチ・コントロール・ディスプレイで構成される「BMWカーブド・ディスプレイ」は、スイッチやコントローラーが減らされ、よりすっきりとしたインストルメントパネルをとなっている。

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内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型のエクステリア。

「BMW 2シリーズ」は、スポーティなエクステリア、優れたドライビングダイナミクス、プレミアムな機能を兼ね備えた、コンパクトセグメントにおける貴重なクーペモデルとして人気を集めてきた。今回の改良ではエクステリアのディテールに変更を加え、コクピットのデジタル化を含めて、装備の内容が見直されることになった。

エクステリアは新たなボディカラーを追加し、新形状の軽量アロイホイールを導入。インテリアはステアリングホイール、トリムストリップ、シートサーフェイスが刷新され、室内にモダンなエッセンスを加えた。クイックセレクトを備えた「BMW iDrive」は、最新の「BMWオペレーティング・システム8.5」にアップデートしている。

コンパクトなサイズとパワフルなエンジン、標準装備となった「Mスポーツサスペンション」により、新型2シリーズ クーペは、これまで以上にエモーショナルなドライビングエクスペリエンスを実現した。高い効率性を誇るガソリンとディーゼルを搭載し、8速ステップトロニック(AT)を介してリヤを駆動。上級仕様「M240i xDrive クーペ」には3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボが搭載され、4輪を駆動する。

新型2シリーズ クーペは2024年8月から欧州において販売をスタート。ハイパフォーマンス仕様「M2」改良新型とともに、メキシコのサン・ルイス・ポトシ工場で生産される。

エクステリアのディテールをブラッシュアップ

内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型の走行シーン。
丸型ヘッドランプや水平基調のBMWキドニー・グリルなど、2シリーズ クーペを構成するエクステリアはそのままに、各ディテールがブラッシュアップされた。

2シリーズ クーペは、個性的な丸型ヘッドランプを備えたフロントセクション、水平基調のBMWキドニー・グリル、ボンネットのパワードーム、サイドビューのアスレチックなサーフェイス、ワイドなホイールアーチなど、コンパクトクーペセグメントにおいて唯一無二の個性を持つ。

2シリーズ クーペ改良新型型のフロントセクションは、BMWキドニー・グリルの周囲をパールクローム仕上げに変更。サイドスカートとリヤエプロン下部は従来のブラックではなく、ボディカラーにペイントされた。ディフューザーインサートはハイグロスブラック仕上げとなり、リヤセクションのコントラストを強調する。

上級仕様の「M240i xDrive クーペ」は、冷却効率とエアロダイナミクスを最適化。ハイグロスブラックのサイドエアインテーク、フロントエプロンのブラックスポイラーリップ、Mモデル専用のリヤスポイラー、リヤエプロンの左右に配置された台形型テールパイプなど、M専用デザインを導入した。また、BMW Mエクステリア・ミラーキャップも、ハイグロスブラック仕上げとなる。

エクステリアペイントは、2色のソリッドカラーと7色のメタリックカラーをラインナップ。新たに「ファイアーレッド・メタリック」と「スカイスクレイパーグレー・メタリック」が追加され、「フローズンピュアグレー・メタリック」と「フローズン・ポルティマオブルー・メタリック」という2色のBMW Individualペイントも選ぶことができる。また、「ザントフォールト・ブルー」はM240i xDrive クーペ専用カラーとなる。

最新仕様のBMWカーブド・ディスプレイ

内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型のインテリア。
12.3インチインフォメーションディスプレイと14.9インチコントロールディスプレイで構成される「BMWカーブド・ディスプレイ」は、スイッチやコントローラーが減らされ、よりすっきりとしたインストルメントパネルとなった。

インテリアは、デジタル化を中心にインフォテイメントシステムが大幅な進化を遂げた。コクピットの中心に据えられたBMWカーブド・ディスプレイは、12.3インチインフォメーションディスプレイと14.9インチコントロールディスプレイで構成され、より直感的な操作が可能になった。2基のディスプレイは「BMWオペレーティング・システム8.5」をベースに、さらに進化したクイックセレクト付き「BMW iDrive」のプラットフォームとして機能する。

今回の改良新型からオートエアコン、シートヒーターとステアリングヒーターが、コントロールディスプレイのタッチ操作か音声コマンドを介して操作できるようになった。これを受けて、コクピット内の物理スイッチやコントローラーがさらに削減され、インストルメントパネルのデザインも一新。また、ダッシュボード中央と運転席側および助手席側のエアベントには、回転や傾きで風向きを調整できる新しいコントロールノブが導入されている。

フラットボトムと新形状のスポークが導入された、新型「Mレザー・ステアリングホイール」を標準装備。レッドのセンターマーカーが12時位置に配され、BMW M社のカラーを用いたコントラストステッチが施される。ヒーター付きスポーツシートを標準装備し、オプションとしてメモリー機能とランバーサポートを含む「電動調整式シート」や「Mスポーツシート」が用意された。

5種類のパワーユニットをラインナップ

内外装に変更が施された「BMW 2シリーズ クーペ」改良新型の走行シーン。
パワーユニットは4種類のガソリンと1種類のディーゼルをラインナップ。上級仕様の「M240i xDrive クーペ」は、最高出力379PSを発揮する、3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボエンジンを搭載する。

上級仕様の「M240i xDrive クーペ」は、最高出力379PS(275kW)、最大トルク500Nmを発揮する、3.0リッター直列6気筒ツインパワーターボエンジンを搭載。0-100 km/h加速は4.3秒、最高速度は電子リミッターで250km/hに制限される。

直列4気筒は、3種類のガソリンと1種類のディーゼルをラインナップ。エントリーモデルの「218i クーペ」は、最高出力158PSの2.0リッター直列4気筒ツインパワーガソリンターボ、「230i クーペ」は最高出力186PSの2.0リッター直列4気筒ツインパワーガソリンターボ、「330i クーペ」は最高出力248PSの2.0リッター直列4気筒ツインパワーガソリンターボを搭載する。

「220d クーペ」の2.0リッター直列4気筒ディーゼルターボは、パワーと効率性を両立。最高出力192PS、最大トルク400Nmを発揮し、48Vマイルドハイブリッドが組み合わせられた。ベルトドライブに組み込まれたスタータージェネレーターは11PSの追加パワーで内燃エンジンをサポート。0-100km/h加速は6.9秒、最高速度237km/hというスペックが与えられた。

パワーユニットが強化され、内外装もブラッシュアップされた、新型「BMW M2」がデビューを飾った。

改良新型「BMW M2」がデビュー「3.0リッター直6ツインターボが486PSにパワーアップ」【動画】

BMW は、内外装とパワートレインをアップデートした改良新型「M2」を発表した。搭載される3.0リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボエンジンは、最高出力が20PS(15kW)アップし、486PS(353kW)を発揮。欧州や北米をはじめ、日本市場への導入も決定している。

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ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…