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Ford Mustang 60th Anniversary Package
限定モデルにクラシカルなレアカラーを追加
「フォード マスタング 60th アニバーサリー パッケージ」は、マスタング最初のモデルイヤーである1965年にちなみ、1965台を限定生産。今回、ウィンブルドン・ホワイト、レース・レッド、ヴェイパー・ブルーの3色に、1967年型に初めて設定されたブリタニー・ブルーが追加されることになった。
マスタング 60th アニバーサリー パッケージは、ファストバックボディ+10速AT仕様のみに設定。パッケージには、アクティブバルブ・パフォーマンス・エキゾースト、ブレンボ製ブレーキ、3.55リミテッド・スリップ・リヤアクスル、12スピーカーB&Oサウンドシステム、スペースグレイのシートカバーなどが含まれる。
クラシック・ブリタニー・ブルーの2025年型マスタング 60th アニバーサリー パッケージの価格は6万5245ドル。マスタングブランドマネージャーのジョー・ベリーノは、クラシック・ブリタニー・ブルーの追加について次のように説明を加えた。
「マスタングは60年にわたり、リスクを冒しながらも他では手に入らない、ちょっと変わった、ちょっと特別なクルマを提供することで成功を収めてきました。ブリタニー・ブルーのような象徴的なエクステリアカラーを追加することで、60周年記念モデルのオーナーの中でも、さらに目立つチャンスを手にすることができるでしょう」
多くの専用装備が奢られた60周年記念モデル
マスタング 60th アニバーサリー パッケージは、エクステリアに様々な専用装備が導入される。フェンダーとトランクリッドにあしらわれた60周年記念バッジは、1965年のマスタングの七宝焼きバッジを現代風にアレンジ。1964年製オリジナルモデルを彷彿とさせるメッシュデザイングリルは、5.0リッターV8用のシルバーアクセント・ノーズリルが組み合わせられた。
マスタングのオリジナル・ロッカーパネルストライプをイメージした、専用サイドグラフィック(アイコニック・シルバーあるいはバーミリオン・レッド)をサイドセクションに配置。レース・レッド、ヴェイパー・ブルー、クラシック・ブリタニー・ブルーを選ぶと往年のクロームミラーを彷彿とさせるシルバーのミラーキャップ、ウィンブルドン・ホワイトはボディ同色のミラーキャップが装着される。
足元には、1965年型マスタングのセンターキャップからインスパイアされたバーミリオン・レッドのレトロ調スタンプド・アルミセンターキャップを備えた、ダーク・グラビティ・グレー仕上げの20インチホイールが奢られた。
また、マスタングの誕生60周年を記念し、新しいデジタルインストルメントクラスターのデザインを発表。1999年から2001年まで販売された「マスタング SVT コブラ」からインスパイアされたデデジタルメータークラスターは、日中はクラシカルなホワイトダイヤルを表示し、夜間はクラスタのディテールをアイシーブルーのバックライトで照らす。
新たなヘリテージ・デジタルメータークラスターは、4月17日に導入された「1967-68 デジタルメータークラスター」に続き、ソフトウェアアップデートの一環として配信。自動ソフトウェア・アップデートが「オン」に設定された、すべての2024年型マスタングのカスタマーを対象に8月17日から使用することができる。