GENROQ:10月号特集「Mid Mounted V12」

GENROQ 2022年10月号発売中!「V12ミッドシップは最高だ!」

フェラーリ296GTBの走り。
フェラーリ296GTBはそのポテンシャルを如何なく発揮した。
GENROQ2022年10月号は、いつの時代も世界中の好事家たちに快感と満足を与えてくれるV12ミッドシップ特集「Mid Mounted V12」に注目。フェラーリのイーコナ・シリーズ第3弾デイトナSP3海外試乗記、ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4日本国内初インプレッション、ハイパーカーのアストンマーティン・ヴァルキリーAMRプロのFSW全開走行など、V12ミッドシップスーパースポーツの魅力をたっぷりとお届けする。また830PSを誇るフェラーリPHVの新作296GTBのフルテスト、世界最速SUVアストンマーティンDBX707日本初試乗など盛りだくさんの内容となっている。

Mid Mounted V12

Recommend:1 新時代PHV、フェラーリ296GTBをフルテスト!

フェラーリ296GTBのエンジン。
120度Vのバンク内に2基のターボを配置するホットV方式を採用。タービンは回転質量をF8トリブートよりも11%削減することで鋭いレスポンスを実現している。

フェラーリの最新モデル、296GTBがついに日本に上陸!

296GTBは新開発のV6にモーターを備えたプライグインハイブリッドで、663psのエンジンと167psのモーターによりトータル830psを発揮するスーパースポーツ。モーターだけで約25kmのEV走行も可能としている。

フェラーリ296GTBのリヤスタイリング。
キャリパーの内側に通気ダクトを組み込んだエアロキャリパーを採用。カーボンコンポジットのローターはフロント398×38mm、リヤ360×32mm。オプションのカーボン製ホイールを選択すると8 kgの軽量化となる。

V8ミッドシップのモデルよりホイールベースを50mm短縮したコンパクトなボディと、クラシックフェラーリを思わせる曲線美は新時代フェラーリの魅力に溢れている。

GENROQ10月号では120度V6が奏でるサウンドと素晴らしいハンドリング、また優れた環境性能など、296GTBの魅力をたっぷりとお伝えする。

Recommend:2 史上最速SUV! DBX707初試乗

アストンマーティンDBX707の走り。
スタンダードのDBXより157PS/200Nmアウトプットが引き上げられたAMG製4リッターV8ツインターボを搭載する。トランスミッションは湿式多板クラッチ式の9速ATが与えられている。

史上最速のSUV、アストンマーティンDBX707がついに上陸を果たした。

車名が物語るとおり、DBX707はウェールズのセント・アサン工場で生産されるDBXをベースに、最高出力707ps、最大トルク900Nmを発生する4.0リッターV8ツインターボを搭載したスーパーSUVだ。

アストンマーティンDBX707のリヤスタイル。
リヤにも707PSを訴えるようなロゴは一切入れられていない。このアンダーステイトメントな装いがいかにもアストンマーティンらしい。

通常のDBXはトランスミッションにトルコン式の9速ATを採用するのに対し、DBX707は湿式多板クラッチを搭載。またリヤのeデフのセッティングも変更している。

もはやスーパースポーツと何ら遜色のない走りを披露したスーパーSUVの試乗記をぜひ楽しんでいただきたい。

Recommend:3 カレラカップで鈴鹿を走る方法

鈴鹿サーキット
鈴鹿サーキットは東名阪道の鈴鹿ICから約12km、20分。東京、名古屋方面からは伊勢湾岸道のみえ川越ICを降りて国道23号を通っても到着時間が変わらないこともある。平日の朝、サーキット周辺はラッシュアワーがあるので注意。

連載「サーキットのススメ」は、本誌サーキットご意見番の田中哲也が、サーキット走行の基礎をレクチャーして、最新スポーツカーを本気で楽しむ方法を伝授してくれるページだ。

連載も5年を超え、上級編に突入。ついにナンバーなしスポーツカーの最高峰、ポルシェ911GT3カップ(タイプ991.2)でのサーキット攻略法に辿り着いた。今号で紹介するのは鈴鹿サーキットだ。もちろんF1も開催される歴史あるサーキットで、F1ドライバーにも人気の日本の代表的サーキットである。

鈴鹿名物のヘアピン。
ヘアピンの直前に110Rの緩い右コーナーがある。カップカーだとインベタで行くことは難しいが、左ヘアピンに向け、できるだけラインを右側に取ってヘアピンの旋回速度を上げたい。

前号では1コーナーから逆バンクまで紹介したが、後編となる今号ではデグナーからシケインまで攻略している。

もちろんラインや目線の位置など明日の走行に役立つ情報が満載。サーキット走行愛好家は必見の内容である。

【information】
GENROQ 2022年10月号
発売日:8月26日(金)発売
特別定価:1100円(税込)

PHOTO/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)、益田和久(Kazuhisa MASUDA)

【関連リンク】
・GENROQ 2022年 10月号

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著者プロフィール

石川亮平 近影

石川亮平

スーパーカー&プレミアムカー雑誌「GENROQ」に在籍しながらも、カジュアルなフレンチカーも大好物な編集…