ランボルギーニが創業60周年記念イベントのスケジュールを発表

アウトモビリ・ランボルギーニが世界各地で計画する創業60周年アニバーサリーイベントの中身

フェルッチオ・ランボルギーニが、1963年5月6日に立ち上げたランボルギーニが、今年創業60周年を迎える。これを受けて、60周年記念ロゴも公開された。
2023年5月6日、創業60周年を迎えるランボルギーニは、世界中でアニバーサリーイベントを計画している。これを受けて、60周年記念ロゴも公開された。
2023年5月6日に創業60周年を迎えるアウトモビリ・ランボルギーニは、このアニバーサリーイヤーを通して、様々な記念イベントの開催を計画している。世界中で開催される記念イベントのスケジュールが発表された。

世界各地で60周年記念イベントを実施

フェルッチオ・ランボルギーニが、1963年5月6日に立ち上げたランボルギーニが、今年創業60周年を迎える。これを受けて、ランボルギーニはアニバーサリーイヤーのイベントスケジュールを発表した。
フェルッチオ・ランボルギーニが、1963年5月6日に立ち上げたランボルギーニが、今年創業60周年を迎える。これを受けて、ランボルギーニはアニバーサリーイヤーのイベントスケジュールを発表した。

1963年5月6日、フェルッチオ・ランボルギーニによって、アウトモビリ・ランボルギーニが設立。創業者のフェルッチオとエンジニアたちは、創業当初から既存の価値観への挑戦を続け、スポーツカー界の常識を打ち破り続けてきた。

今日でもこの価値観はランボルギーニの礎となっており、“スーパーカー”という言葉を生み出し、そのコンセプトとスタイリングで自動車業界全体にインスピレーションを続けているミウラをはじめ、多くの伝説的なモデルを送り出している。その影響力は60年の時を経て、さらに拡大していると言えるだろう。

2023年、ランボルギーニは創業60周年を迎えることを受け、世界各地で様々なアニバーサリーイベントを企画。それぞれのイベントは、ランボルギーニのカスタマーとその愛車、オフィシャル・ランボルギーニ・クラブ、世界中のディーラー、そしてファンが60周年を心から祝えるよう、計画されている。 

鈴鹿で「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」を開催

60周年、最初の国際ベントとして、2月23日に鈴鹿サーキットで「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」が開催される。
60周年、最初の国際ベントとして、2月23日に鈴鹿サーキットで「ランボルギーニ・デイ・ジャパン」が開催される。

先だって、2023年1月19日、サンタアガタ・ボロネーゼにあるランボルギーニ・ミュージアムにおいて、60周年記念式典が開催された。ミュージアムはこの祝典のために特別に飾られ、さらに企画展「The Future Began In 1963(1963年に始まった未来)」も行われている。

2月23日には鈴鹿サーキットで「ランボルギーニ・デイ・ジャパン(Lamborghini Day Japan)」を開催し、アニバーサリーイヤーの幕開けを告げる最初の国際イベントとなる。当日は多くのランボルギーニ・エンスージアストやコレクターが、日本を代表するグランプリサーキットに集結する予定だ。

英国シルバーストーン・サーキットを舞台に、4月29日には「ランボルギーニ・デイUK(Lamborghini Day UK)」を開催、5月28日には「60周年記念ジーロ・ツアー(60° Anniversario Giro tour)」が、ボローニャ中央広場でフィニッシュする。

10月にヴァレルンガで初の参加型イベントも計画

世界中の公式ランボルギーニ・クラブによって、60周年を記念した様々なドライブツアーイベントも企画されている。
10月には、ランボルギーニ・ファンであれば誰もが参加できる「ランボルギーニ・フェスティバル」が初めて開催される。

9月、ランボルギーニのヒストリック部門「ポロ・ストリコ」が、ランボルギーニ製ヒストリックカーを集めた「60周年記念ポロ・ストリコ・ツアー(60th Anniversary Polo Storico Tour)」をイタリアで開催する予定。

10月には、イタリアのヴァレルンガ・サーキットにおいて、第1回「ランボルギーニ・フェスティバル(Lamborghini Festival)」を開催。ランボルギーニ・フェスティバルは、ランボルギーニとしては初めて誰もが参加できるオープンイベントとなる。同じくヴァレルンガで、11月にワンメイクシリーズ、ランボルギーニ・スーパートロフェオのワールドファイナルも行われる。

現在24ヵ国に存在し、1600名以上の会員を持つ世界中の公式ランボルギーニ・クラブも、それぞれの国で記念ツアーやイベントを計画。イタリアにおいては、サンタアガタ・ボロネーゼのランボルギーニ本社を最終目的地とするツアーが多数予定されている。

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ゲンロクWeb編集部

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