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Jeep Wrangler MY24
米国で最も人気のPHEVモデルに成長
2024年モデルの「ジープ ラングラー」は、オフロード性能、ひと目でジープと分かるデザイン、プラグインハイブリッドを含む先進のパワートレイン、優れたオンロード&オフロードパフォーマンス、充実の安全・ドライバー支援機能が追求された。
世界屈指のオフロード性能を持ち、アイコニックなエクステリアを持つラングラーを進化させるにあたり、ジープのエンジニアは、ラングラーらしさを失わせることなく、現代のSUVや4WDに求められる安全性や快適性を大きくアップデートさせた。
2024年モデルも、2.0リッター直4ターボに電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)、2.0リッター直列4気筒ガソリンターボ、3.6リッターV型6気筒ガソリン、6.4リッターV型8気筒ガソリンと、幅広いパワーユニットをラインナップ。アメリカで最も販売されているPHEVモデルに成長した「ラングラー 4xe」には、より求めやすい価格のエントリー仕様「ラングラー スポーツS 4xe 」が追加されている。
ジープ・ブランドのクリスチャン・ムニエCEOは、ラングラーの2024年モデルについて次のようにコメントした。
「ラングラーは、ジープ・ブランドのスピリットとソウルを体現した、アドベンチャーヒーローと言える存在です。デビュー以来、世界中で約500万台のラングラーが販売され、世代を重ねるごとに4WD性能を進化させてきました。2024年モデルでは、これまでで最も高性能なラングラーになるべく、より多くのテクノロジー、快適性、安全性を進化させています。アメリカで最も売れているPHEVである『4xe』を含め、4種類のパワートレインから自由に選択することができます」
大容量ウォーン製ウインチを標準搭載
エクステリアには、新形状7スロットグリル、ウインドシールド一体型トレイル対応ステルスアンテナを採用。10種類の新デザイン・アロイホイール、専用スカイワンタッチ・パワートップを含む、複数のオープンエア・オプションをラインナップする。
シャシーにフルフローティング「Dana 44 HD」リヤアクスルを導入し、より簡単にタイヤサイズアップが可能になった。また、クロールレシオを「100:1」に設定。クロールレシオはジープにより数値化されたトラクション性能であり、トランスミッションの1速ギヤ×トランスファーケース4WDの減速比×最終減速比の値となる。従来のルビコンの「79.2:1」から、クロールレシオが大きく進化を果たしている。
標準搭載されるウォーン・インダストリー社製ウインチは、8000ポンド(約3628kg)までの牽引能力を持ち、オフロードにおけるユーティリティ性能が大幅に向上。また、リヤバンパーに牽引フックを装着することで、5000ポンド(約2267kg)までのトレーラーを牽引可能だ。
12.3インチ・タッチスクリーンを採用
インテリアには、12ウェイ・パワーアジャスタブル・フロントシート、クラス最大サイズとなる12.3インチ・タッチスクリーン・ラジオを採用。タッチスクリーンを含むインストゥルメントパネルには「Apple CarPlay」と「Android Auto」へのワイヤレス自動接続を備えた、最新の「Uconnect 5」システムが導入されている。
安全性も大幅に高められ、1列目と2列目のシートにはサイドカーテン・エアバッグの標準装備。スポーツS以上のモデルには、前方衝突警報、停車機能付きアドバンスド・クルーズコントロールを標準搭載する。
2024年モデルのラングラーは「スポーツ(Sport)」「ウィリス(Willys)」「サハラ(Sahara)」「ハイ・アルティチュード(High Altitude)」「ルビコン(Rubicon)」「ルビコン 392(Rubicon 392)」の各モデルをラインナップ。
すでに全米のディーラーにおいて予約オーダーがスタートしており、2023年後半からデリバリーを開始。日本への導入も決定しているが、導入次期は未定となっている。