スパ6時間レースでクラス優勝を達成
『にゃんこ大戦争』などのスマホ用ゲームを展開するゲームメーカー「ポノス」が運営するレーシングチーム「PONOS RACING」は、2024年シーズンのスーパーGT GT300クラスにフェラーリ296 GT3での参戦を発表。ドライバーとして、ケイ・コッツォリーノとリル・ワドゥを起用する。
総監督を務める辻子依旦は、2023年ル・マン24時間レースに日本人ドライバーとして参戦し、ジェントルマンドライバーとして唯一の完走を達成。2024年シーズンは監督として、日本最高峰のGTレースシリーズ「スーパーGT」に監督として挑むことになる。
「私は子供の頃からモータースポーツを愛しており、レーシングチームに大きな憧れを抱いていました。 ポノスが掲げるビジョンは、『ゲームで世界中のお客様を笑顔にすること、エンターテインメントの可能性を追求していくこと』ですが、レースでも同じくたくさんのお客様を笑顔にするエンターテインメントの可能性を秘めていると考えております」と、辻子はコメント。
ドライバーとして日本のレースに初参戦を果たす、フランス出身のワドゥは2001年生まれの22歳。カートでキャリアをスタートし、2017年から4輪レースに転向を果たした。2023年にフェラーリのオフィシャル・ドライバーに抜擢。世界耐久選手権(WEC)に、リシャール・ミルAFコルセの488 GTEで参戦し、第3戦スパ・フランコルシャン6時間レースにおいて、WEC史上初となる女性クラスウイナーに輝いている。