【スクープ！】「ポルシェ 911 ターボ」がフェイスリフトでモーター追加？「パワーアップを図るも重量に課題？」

公開日 2024/02/06
スクープ
著者石川徹

マイナーチェンジを受けるポルシェ911ターボのプロトタイプが、寒冷地でテスト走行を実施。

フロントにカモフラージュを施した2025年型「ポルシェ 911 ターボ」が寒冷地テストを行う様子を写真に捉えた。現状の課題は、モーターとバッテリーを追加することによるパワーアップと重量バランスの最適化だと言われている。

PORSCHE 911 Turbo

既に目撃されているリヤの変更

新型のテールライトや新しいエグゾーストシステムなど、リアには比較的大規模な変更が施されることが分かっている。 — 新型のテールライトや新しいエキゾーストシステムなど、リヤには比較的大規模な変更が施されることが分かっている。

次期型「ポルシェ 911 ターボ」に関しては、新型のテールライトや新しいアレンジが施されたエキゾーストシステムなど、リヤに変更が加えられたプロトタイプがこれまでにも何度か目撃されている。今回初めて、フロントにもモデファイが加えられることが判明した。

フロントの大幅なデザイン変更はまだ謎のまま

今回初めてクリアな写真を入手したフロントだが、最終的なデザインとは異なるものと考えられる。

ただし、フロントには偽装が施されており、この写真に見られる造形が本当の新デザインかどうかは疑わしい。911 ターボのマイナーチェンジは、それ以外のモデルとは根本的に異なるものになるという噂がある。フロントバンパーのデザインを変更し、現行モデルから大幅にイメージを変える計画だと言われている。

今回目撃されたプロトタイプからは、そうした大きなイメージチェンジは感じられない。新しいフロントデザインが最終決定に至っていないか、あるいは、スパイショットを警戒して新しいコンポーネンツを装着していないのかもしれない。

電動化によるパワーアップを計画

電動化によるパワーアップと重量をどうバランスさせるかが課題だと言われている。 — 電動化によるパワーアップと重量を、どうバランスさせるかが課題だと言われている。

911 ターボには、フェイスリフトを機にバッテリーと1基または2基のモーターを搭載する計画があると考えられている。電動化にあたってリヤボンネットの下にスペースを確保する必要があり、排気システムを再設計していると言われている。噂では、この電動システムがパワーアップにつながる一方、重量増と「テールヘビー」という課題をもたらしているようだ。