最新オープン4シーター「マセラティ グランカブリオ」がデビュー

新型「マセラティ グランカブリオ」がワールドプレミア「快適装備が極上のオープンエアを実現」

新型「マセラティ グランカブリオ」のエクステリア。
マセラティは昨年デビューした「グラントゥーリズモ」のオープントップ仕様「グランカブリオ」を発表した。
マセラティは、2023年に15年ぶりにフルモデルチェンジを果たした2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」のオープントップ仕様「グランカブリオ」を発表した。

Maserati GranCabrio

14秒で展開可能な軽量ソフトトップ

新型「マセラティ グランカブリオ」のエクステリア。
5色のカラーバリエーションが用意されたソフトトップは、50km/h以下の速度域であれば、約14秒で展開・収納することができる。

マセラティ初のロードゴーイングスポーツカー「3500GT」のコンバーチブルバージョンは、1959年のジュネーブモーターショーで発表。以降60年以上にわたり、マセラティ製スパイダーは道路や風景との一体感、エキゾーストノートに包まれたオープンエア体験を提供してきた。

グラントゥーリズモと同時開発された新型グランカブリオは、最高出力最高出力542PSを発揮する3.0リッターV型6気筒「ネットゥーノ」ツインターボエンジンを搭載。驚異的な走行パフォーマンスと、極上のラグジュアリーを伴う快適性を組み合わせた、最新オープントップスポーツとして完成している。

イタリアで100%開発・製造されるグランカブリオは、軽量コンパクトなファブリック製ルーフを採用。50km/hでの走行時も約14秒で展開・収納が可能となっており、トランクスペースに電動収納される際には、できるだけスペースを取らないよう配慮された。

快適なオープンエアを楽しめる新装備

新型「マセラティ グランカブリオ」のインテリア。
ゴージャスな「トロフェオ」トリムがチョイスされた新型グランカブリオのインテリア。シートにはパッセンジャーの首周りを温める「ネックウォーマー」を標準装備する。

新型グランカブリオは、マセラティが誇るスタイリッシュなディテールに上質なマテリアルを組み合わせ、オープントップによるパノラマを味わいながら、包み込まれるようなドライビングプレジャーを堪能できるインテリアに仕上げられた。

グランカブリオならではのオープンエア体験は、徹底的に突き詰められた音響快適性によってさらに高められている。ソフトトップのカラーは5色が用意され、展開・収納はインストゥルメントパネルに配置されたセンターディスプレイからタッチ操作で行う。

オープン走行時もドライバーとパッセンジャーの首周りを3段階の強さで温める新開発の「ネックウォーマー」を標準装備。 ルーフ展開時、パッセンジャーコンパートメント内の乱気流の発生を抑える「ウインドストッパー」は2名乗車時に使用可能で、こちらは手動で折り畳むことができる。

ベーシックなモデナとハイパワー版のトロフェオが用意されるが、今回試乗したのはトロフェオ。

3000万円のラグジュアリークーペ「マセラティ グラントゥーリズモ トロフェオ」に試乗して歴史の転換を痛感

マセラティを象徴するGTモデルであるグラントゥーリズモがついに復活した。2代目となるグラントゥーリズモはMC20を彷彿とさせるスタイリッシュなデザインと軽量&高剛性ボディ、ネットゥーノエンジンが生み出す爽快な走りを楽しめるGTだ。(GENROQ 2024年2月号より転載・再構成)

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著者プロフィール

ゲンロクWeb編集部 近影

ゲンロクWeb編集部

スーパーカー&ラグジュアリーマガジン『GENROQ』のウェブ版ということで、本誌の流れを汲みつつも、若干…