新型「マセラティグラントゥーリズモ」が日本市場デビュー「価格は2440万〜3660万円」

公開日 2023/11/23
更新日 2023/11/30
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著者 GENROQweb編集部

初期限定モデルのマセラティグラントゥーリズモプリマセリエ 75th アニバーサリーローンチエディションも当日発表された。

11月21日、マセラティジャパンは2ドアGTクーペ、その名も「グラントゥ―リズモ」の新型を日本初公開した。価格はベースモデルの「モデナ」が2440万円、高性能モデルの「トロフェオ」が2998万円。EV版となる「フォルゴーレ」は来年導入予定とされた。

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Maserati GranTurismo coupé

マセラティが開発した3.0リッターV6ツインターボを搭載

会場となった東京・築地本願寺には、往年の3500GT、3200GTの姿も。 — 【1】

こちらは「ミラノデザインウィーク2023」でワールドプレミアされた「ワンオフ・プリズマ」。過去の塗色を含めた全14色で表現。 — 【1】

マセラティの2ドアGTクーペ「グラントゥ―リズモ」の新型発表会場となったのは東京の築地本願寺。今回はアジアパシフィック地域での初公開ということで、ホールには香港やシンガポールなど、外国人プレスの姿も散見された。

さて、実に15年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型グラントゥーリズモ。ベースグレードの「モデナ」とハイパフォーマンス版の「トロフェオ」がラインナップされる。

ボディサイズは全長4960mm、全幅1955mm、全高1410mm、ホイールベース2930mm（モデナ）。エンジンは両グレードともマセラティが開発した3.0リッターV6ツインターボで、「モデナ」は最高出力490PS、最大トルク600Nm仕様で、「トロフェオ」はそのチューニング版である550PS、650Nm仕様となる。ボディにはアルミニウムやマグネシウムなどの軽量素材に加え、高性能スチールを使用。複数の素材を適材適所に配置することで、クラス最高レベルの軽量化を実現したという。

モダンなインテリアに相応しいアップデート

エンジンは両グレードともマセラティが開発した3.0リッターV6ツインターボを搭載。 — 【1】

プリマセリエ 75th アニバーサリーローンチエディションのインテリア。中央の時計はデジタルで、Gメーターなどにも切り替え可能。 — 【1】

インフォテインメントシステムも最新のものが奢られる。マセラティ・インテリジェント・アシスタント（MIA）のマルチメディアシステム、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォートディスプレイ、デジタルクロック、ヘッドアップディスプレイなど、モダンなインテリアに相応しいアップデートが図られている。

また車内LANは最大0.002秒の速度で送信されるcanFDメッセージに基づく新しいアトラス・ハイ電気／電子構造に。レベル5のサイバーセキュリティやフラッシュOTA機能を備えるとともに、あらゆる状況下で最高のドライビング体験を実現するという。

発表と同時にマセラティGTの75周年を記念した限定シリーズ「プリマセリエ 75th アニバーサリーローンチエディション」も用意された。こちらは「トロフェオ」をベースにさらなるカスタムが施されたモデルで、価格は3660万円。世界限定150台の希少モデルとなっている。