2026年5月のSUV系モデル販売台数トップ10

| 順位 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前年比 |
| 1位 | トヨタ・ライズ | 9,633台 | 108.6% |
| 2位 | トヨタ・RAV4 | 4,947台 | 259.3% |
| 3位 | スズキ・ジムニー | 4,230台 | 134.7% |
| 4位 | トヨタ・ランドクルーザー | 3,551台 | 107.3% |
| 5位 | ホンダ・ヴェゼル | 3,480台 | 100.6% |
| 6位 | トヨタ・ハリアー | 2,720台 | 72.8% |
| 7位 | トヨタ・bZ4X | 2,036台 | 4,627.3% |
| 8位 | スズキ・クロスビー | 1,844台 | 218.7% |
| 9位 | スバル・フォレスター | 1,822台 | 97.5% |
| 10位 | マツダ・CX-5 | 1,771台 | 163.5% |
ライズが首位を維持、RAV4は2位に浮上
2026年5月のSUV系モデルでは、トヨタ・ライズが9,633台を販売し、トップとなった。前年比は108.6%で、前年同月を上回っている。
ライズは、扱いやすいボディサイズとSUVらしいスタイルを両立したコンパクトSUVである。街乗りしやすいサイズ感でありながら、視界のよさや荷室の使い勝手も備えており、日常使いからレジャーまで幅広く対応しやすい点が支持されていると考えられる。
2位にはトヨタ・RAV4が入った。販売台数は4,947台、前年比は259.3%と大きく伸びている。4月のRAV4は4,115台で4位だったが、5月は販売台数を伸ばして2位に浮上した。
RAV4は、ミドルクラスSUVとしての実用性に加え、力強いデザインやアウトドア用途にも対応しやすい走行性能を備えたモデルである。5月は前年比でも大きな伸びを見せており、SUV市場のなかでも存在感を高めた。
3位はスズキ・ジムニーで、販売台数は4,230台、前年比は134.7%だった。コンパクトなボディながら本格的な悪路走破性を備えるモデルとして、一般的な街乗りSUVとは異なる独自の支持を集めている。
ランドクルーザー、ヴェゼル、ハリアーも上位に
4位にはトヨタ・ランドクルーザーが入った。販売台数は3,551台、前年比は107.3%となっている。
ランドクルーザーは、4月に9,467台を販売してSUV系モデルの2位に入っていたが、5月は販売台数を落として4位となった。ただし、前年比では前年同月を上回っており、本格SUVとして一定の存在感を維持している。
5位はホンダ・ヴェゼルで、販売台数は3,480台、前年比は100.6%だった。ヴェゼルは、コンパクトSUVとしての扱いやすさと、日常使いしやすい室内空間を備えたモデルである。前年比ではほぼ前年並みながら、安定した販売台数を維持している。
6位にはトヨタ・ハリアーが入った。販売台数は2,720台、前年比は72.8%と前年同月を下回っている。ハリアーは、上質感のあるデザインや快適性を重視した都市型SUVとして支持されているが、5月は前年比では伸び悩む結果となった。
bZ4X、クロスビー、CX-5は前年比で大きく伸長
7位にはトヨタ・bZ4Xが入った。販売台数は2,036台、前年比は4,627.3%となっている。
bZ4Xの前年比が大きく伸びた背景には、前年同月の販売台数が少なかったことに加え、2025年10月の大幅改良による航続距離の延長や価格引き下げ、CEV補助金の増額があるとみられる。商品力と購入しやすさが改善されたことで、5月はSUV系トップ10に入る販売台数を記録した。
8位はスズキ・クロスビーで、販売台数は1,844台、前年比は218.7%だった。クロスビーは、コンパクトなボディサイズと個性的なデザインを備えたクロスオーバーモデルである。日常使いしやすいサイズ感に加え、遊び心のあるデザインが支持されていると考えられる。
9位はスバル・フォレスターで、販売台数は1,822台、前年比は97.5%となった。前年同月をわずかに下回ったものの、SUVらしい実用性や走行安定性を重視するユーザーから一定の支持を維持している。
10位にはマツダ・CX-5が入った。販売台数は1,771台、前年比は163.5%と大きく伸びている。CX-5は、マツダのSUVラインアップを代表するモデルであり、デザイン性や走行性能、上質感を重視するユーザーに選ばれていると考えられる。
SUV市場は用途に合わせて選ばれるカテゴリーに
2026年5月のSUV系ランキングでは、コンパクトSUV、本格派SUV、ミドルクラスSUV、電動SUVまで、性格の異なるモデルがトップ10に並んだ。
首位のライズは、日常使いしやすいコンパクトSUVとして販売を維持している。一方、RAV4やCX-5は、街乗りとレジャーの両方に対応しやすいミドルクラスSUVとして存在感を示した。
また、ランドクルーザーやジムニーのように走破性や趣味性の強いモデル、bZ4Xのような電動SUVも上位に入っている。SUVは、単に車高が高く見晴らしがよい車というだけでなく、使い方やライフスタイルに応じて選ばれるカテゴリーになっている。
今後も、ライズのようなコンパクトSUVが販売を牽引するのか、RAV4やCX-5のようなミドルクラスSUV、ランドクルーザーやジムニーのような本格派SUV、bZ4Xのような電動SUVがどこまで伸びるのかに注目したい。