GT-R愛が止まらない!

全国11グループで活動する「ARCスカイライン&GT-Rオーナーズクラブ」の一大イベント『ARCスーパーエキシビション2026』には、希少モデルからフルチューンドまで、多彩なGT-Rが集結した。後編では、4ドアGT-Rとして知られるBCNR33オーテックバージョン、650ps仕様のBCNR33、そして45周年記念モデルのR35 GT-Rという、個性際立つ3台を紹介する。

2台目のR33GT-Rは家族のための4ドアモデル!

もともとはSA22CサバンナRX-7を3台も乗り継いだ筋金入りのロータリーフリークだった青山さん。友人のS12ガゼールと交換したことをきっかけに日産車へ魅了され、気が付けばニッサン党になっていたという。

「いつかはGT-Rに」と念願だった2ドアのBCNR33を手に入れたものの、家族が増えたことで14年前に乗り換えたのが、このBCNR33オーテックバージョンだ。スカイライン誕生40周年を記念して約400台のみ生産された、希少な4ドアGT-Rである。

エンジンはN1ユニットをベースにオーバーホールを実施し、現在はE-NEXT製作の新品エンジンへ換装。HKS製2.8LキットにVカムを組み合わせ、GTIII-2530ツインタービンをセット。駆動系はオートギャラリー横浜製の強化ミッション&トランスファーを組み合わせる。

足回りはHKSハイパーマックスⅣを軸に、フロントはイケヤフォーミュラ、リヤはニスモ製アームへ変更。エンドレス製6ポット&4ポットキャリパーで制動力も強化している。

ホイールはボルクレーシングTE37Vリミテッド(F&R10.5J+25×18)を履き、絶妙なツライチを実現。

インテリアでは、レッドのスパルコ製フルバケットシートが目を引く。一方で後席は、オーテック専用の4人乗りバケットシートではなく、乗降性を重視してHR34用のフラットタイプへ変更。家族で快適に乗れる仕様としている。

エクステリアはGPスポーツ製フロントバンパー&サイドステップをベースに、4ドアへ合わせてサイドステップを40mm延長加工。リヤバンパーとウイングはインパル製、ボンネットとフロントフェンダーはシフトスポーツ製を装着する。

ドゥーラックフルエアロに2.8Lフルチューンを搭載!

幼い頃からR31に乗る両親の影響でスカイライン好きだったというnaoさん。

軽自動車やER34を経て、13年前に出会ったのが、ディーラーメンテナンスが行き届いた走行6万kmの極上BCNR33だった。

エンジンはデュ・ヴァンが製作したHKS製2.8L仕様。RB25用NVCSを流用した可変バルタイ化に加え、ニスモ製サージタンクを装着し、HKS GTIII-4Rタービンとの組み合わせで約650psを発揮する。

足元にはボルクレーシング21C(10.5J±0×18)とシバタイヤR31(265/35R18)をセット。車高調はGT-Rマガジン仕様のHKSハイパーマックスを採用する。

外装はドゥーラック製フロントリップ、サイドステップ、リヤバンパーで統一。ファイナルモーション製ボンネットに加え、純正ウイングは延長ステーによってハイマウント化され、迫力あるスタイルを演出している。

45thモデルに相応しいインテリアカスタムで魅せる

第二世代GT-Rを含め、これまで9台ものGT-Rを乗り継いできたBATYさん。

今回展示されたのはMY15をベースに、GT-R誕生45周年を記念して限定24台のみ販売された希少な45th Anniversaryモデルだ。

最大の見どころはロブソンレザーによるフルオーダーのインテリア。ダッシュボードやシート、ドアトリムはナッパレザーとアルカンターラで統一し、ボディカラーに合わせたステッチが上質なアクセントとなる。

さらに操作系にはカーボンパネルを組み合わせ、ラグジュアリーさとスポーティさを高次元で融合。限定車にふさわしい特別感あふれるコクピットへと仕上げられていた。

PHOTO:Shinichi TSUTSUMI/REPORT:Hidetoshi KAWASAKI
●取材イベント:ARCスーパーエキシビション at アイネットやまびこドーム2026

「34年ワンオーナーの個体も!」130台のGT-R&スカイラインが集結【ARCスーパーエキシビション】前編

長野県の仲間4人からスタートし、今では日本全国を11グループに分けて活動をしている『ARCスカイライン&GT-Rオーナーズクラブ』。5月3日にアイネットやまびこドームで開催された“ARCスーパーエキシビジョン”は、全国のメンバーが集うクラブ最大イベントだ。過去最多の参加台数となった130台の中から、気になったGT-Rをピックアップしてお届けしよう。