2026年8月の普通自動車販売台数トップ10

| 順位 | メーカー・モデル | 販売台数 | 前月比 | 前年比 |
| 1位 | トヨタ・ヤリス | 10,077台 | 73.7% | 114.3% |
| 2位 | トヨタ・ライズ | 8,824台 | 67.5% | 117.9% |
| 3位 | トヨタ・カローラ | 8,335台 | 74.7% | 97% |
| 4位 | トヨタ・シエンタ | 7,591台 | 62.2% | 127.3% |
| 5位 | トヨタ・ルーミー | 6,720台 | 65.5% | 101.1% |
| 6位 | トヨタ・アルファード | 5,753台 | 67.8% | 101.6% |
| 7位 | トヨタ・ランドクルーザー | 5,506台 | 68.3% | 189.1% |
| 8位 | ホンダ・フリード | 4,951台 | 70.1% | 86.9% |
| 9位 | トヨタ・アクア | 4,567台 | 71.9% | 105.3% |
| 10位 | 日産・セレナ | 4,541台 | 74% | 96% |
日本自動車販売協会連合会が公表する「乗用車ブランド通称名別順位」をもとに作成。軽自動車および海外ブランド車は対象外となっており、「ブランド通称名」は国産メーカーの同一車名を合算した数値である。
ヤリスが24カ月連続首位、カローラは3位へ浮上
2026年8月の首位はトヨタ・ヤリスで、販売台数は10,077台だった。
7月の13,679台から3,602台減少し、前月比は73.7%。一方、前年同月比は114.3%となり、前年8月を14.3%上回った。登録車の車名別ランキングでは24カ月連続で首位を維持している。
2位はトヨタ・ライズで8,824台。7月の13,068台から4,244台減少したものの、順位は変わらなかった。前年比は117.9%となっている。
3位にはトヨタ・カローラが入った。販売台数は8,335台で、7月の11,158台から2,823台減少。7月3位だったシエンタの減少幅がより大きかったため、カローラは4位から3位へ順位を上げた。
4位のシエンタは7,591台。7月の12,196台から4,605台減少し、前月比62.2%となった。順位は3位から4位へ後退したものの、前年比は127.3%と前年同月を27.3%上回っている。
5位にはルーミーが6,720台、6位にはアルファードが5,753台、7位にはランドクルーザーが5,506台で続いた。3車種はいずれも7月と同じ順位を維持している。
このうちランドクルーザーは前年比189.1%となり、8月のトップ10では前年からの伸び率が最も高かった。7月の8,061台からは2,555台減少している。
8位のホンダ・フリードは4,951台。7月の7,063台から2,112台減少したが、順位は9位から8位へひとつ上がった。
下位では、トップ10の顔ぶれにも変化が見られた。
9位にはトヨタ・アクアが4,567台でランクイン。7月は6,354台で14位だったため、販売台数自体は1,787台減少したものの、順位は5つ上昇した。
10位の日産・セレナも、7月の6,140台から8月は4,541台へ減少した一方、順位は16位から10位へ上昇。アクアとセレナの販売台数差はわずか26台だった。
一方、7月8位だったRAV4は7,536台から4,488台へ減少し、8月は11位。7月10位だったフィットは6,815台から3,548台となり、18位まで順位を下げた。
トヨタ勢が幅広いカテゴリーで上位、トップ10圏内は接戦に

2026年8月の普通自動車販売ランキングでは、トップ10のうち8車種をトヨタ車が占めた。
上位にはヤリスやアクアといったコンパクト系に加え、ライズやランドクルーザーといったSUV、シエンタやアルファードなど複数のカテゴリーのモデルが並んでいる。特定のカテゴリーに偏らず、幅広いラインアップが上位に入っている点は、現在のトヨタ勢の強さを表すひとつの特徴といえそうだ。
一方、トップ10入りの境界では接戦となっている。
10位のセレナは4,541台だったのに対し、11位のRAV4は4,488台で、その差はわずか53台。12位のジムニーも4,437台と続いており、10位から12位までの差は104台にとどまった。
こうした状況のなか、今後の動向を見ておきたいモデルのひとつがルーミーだ。8月は6,720台で5位に入り、月末の8月31日には一部改良モデルが発売された。今回の改良では、「スマートアシスト」の交差点における検知機能の拡大や、SRSサイドエアバッグ、SRSカーテンシールドエアバッグなど安全装備の充実が図られている。
改良モデルの発売が8月末だったことを考えると、その動向が月間販売台数に表れてくるのは9月以降となる可能性がある。ルーミーが現在の上位を維持するのか、それともRAV4やジムニーなどトップ10目前のモデルが順位を上げてくるのか。今後はトップ10下位の入れ替わりに加え、商品改良後のモデルがどのような推移を見せるかもポイントになりそうだ。