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Neo Mid-Engine Cars GENROQ 2021年9月号 7月26日発売
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21世紀のディーノ!? 296GTBの最新情報満載!
以前からフェラーリがV6のスーパースポーツカーを開発しているという噂はあった。現代版ディーノとも呼ばれていたのだが、それが296GTBという名で突然我々の前に姿を表したのだ。パワーユニットは新開発のV6ツインターボエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド。SF90に次ぐフェラーリのPHVだが、296GTBはフロントモーターを持たない後輪駆動である。バンク角120度で完全等間隔爆発を実現したV6は両バンクの間に2基のターボを装着して2992ccの排気量から663psを発揮、さらにモーターを合わせたトータルパワーは830psとなる。0-100km/h加速2.9秒を実現しながらモーターのみで25kmの走行を可能とするなど、高い環境性能も魅力だ。
パワートレイン以上に魅力的なのはスタイルで、全長4565mmのボディは実にダイナミックな造形を描いている。久しぶりにトンネルバックスタイルが復活したのもファンにはたまらないだろう。GENROQ9月号では296GTBを、特にV6エンジンに注目して徹底的に考察。フェラーリの新時代を告げるハイブリッドスーパースポーツの詳細に迫る。
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M4の走行性能が大幅アップ!
田中哲也と荒 聖治、一流レーシングドライバー2人が、鈴鹿サーキットでスポーツカーの性能を見定める人気連載「辛口インプレッション」。今回は新型BMW M4クーペ コンペティションをテストした。初めて乗った新型M4に「これよく曲がるね。S字ひとつ目の左でフロントが逃げるのを想定して、ステアリングを早めにきったら、すごいインにつけた。遅れるどころか逆に跨げそうだった」と笑う哲也選手。
荒選手が感動したのはMドリフトアナライザー。「先代は制御の度合いが強くて、ESCオフの方が良いと思わせましたけど、これならテールを流していけます」とべた褒め。最先端のレーシングカーに搭載される制御が入っていると分析した。
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待望のディーゼルの驚くべき実力
約70年ぶりに完全刷新されて1年前に登場した新型ディフェンダー 110は、ランドローバーオリジナルの血を受け継ぐモデルとして、発売以来大人気。剛性の高い新開発モノコックボディにより、他のSUVとは一線を画す軽快感や悪路走破性を身に着けている。
敵なし状態のディフェンダー 110に自社製3.0リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載したモデルが追加された。110のディーゼルモデルを待っていた人は多いだろう。GENROQではその最上位モデルである「X D300」を徹底試乗。オフロードから街中まで走りに走って見えてきたこととは!?
【information】
GENROQ 2021年9月号
発売日:7月26日(月)発売
定価:998円(税込)
PHOTO/益田和久(Kazuhisa MASUDA)、田村 弥(Wataru TAMURA)
【関連リンク】
・GENROQ2021年9月号