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自由自在のサウンドシステム
「寝室にスマートスピーカーを置きたいんだけど、どれがいい?」「キッチンにスマートスピーカーを・・・(以下略)」
ここ数年、音声で音楽サービスやネットラジオ、ニュース、天気予報などの情報にアクセスでき、目覚まし時計にもなるAIアシスタント機能を売り物にしたスマートスピーカーを求める人がずいぶん増えた。
しかし、ここであなたの心に問いかけたい。
本当にAIアシスタントの機能が欲しいのか? と。
僕らが本質的にスピーカーに求めているのは何なのか。まさか時折、愛嬌のある間抜けな振る舞いをするAIアシスタントの声が聴きたいわけじゃないだろう。本当に心が求めているのは音楽に違いない。
いつでもどこでも、心地良い音楽に身を包んでいたい。そう思うからこそ、40年前、音楽に自由を求めてソニーはウォークマンを作った。瀕死の重傷から這い上がっていたアップルはiPodをきっかけに勢いを増し、無線技術で自由を得た完全ワイヤレスイヤホンは一大市場に成長している。
スマートスピーカー流行の本質はAIアシスタントなどではなくスピーカーが活躍できる空間を増やしたからだ。電源とWiFiさえ届けば、ネットを通じて音楽を楽しめる。これまでにない自宅やオフィスでの自由な音楽体験が、スマートスピーカーの本質だろう。そして、それこそがあなたの琴線に触れるポイントなあらば、選ぶべき製品は「Sonos」だ。
Sonosで音楽のある生活を送ろう
Sonosは家やオフィスの至るところに音楽のある空間をもたらす、世界でもっとも売れているワイヤレススピーカーだ。そこにWiFiとネット接続さえあれば、Apple Music、Spotify、Amazon Prime MusicにYouTube Musicなどはもちろん、世界中のほとんどの音楽配信、ネットラジオが楽しめる。日本で楽しめるサービスだけでも50種類。もちろんパソコンやNAS、スマホの中にある音楽だって聴ける。あらゆる音楽がSonosへと流れ込んでくる。
スピーカーの構成も配置も自由だ。モノラルスピーカーのSonos Oneは好きな位置に置き、専用スマホアプリでセットアップするとマイクで拾った音を使って自動補正(Trueplay機能)。自分の生活動線に沿って寝室や書斎、リビングなどあらゆるところにSonos Oneを増やし、同じ音楽を(もちろん違ってもいいけれど)同時に流すことも可能。さらに2台をペアリングすれば、ステレオ再生にもなる。Sonos Oneを1台増やすたびに空間が音楽で満たされていくのだ。
Wifiでつなげば5.1chにも
薄型テレビと組み合わせたいななら、サウンドバーのSonos Beamもある。Beamに2台のSonos Oneをリヤスピーカーとして追加し、さらにサブウーファー「Sonos Sub」を買い足せば、簡単に5.1サラウンドサウンドの迫力の音場空間も手に入る。
そのすべてがWiFiだけで繋がり、見事に同期するばかりか、上部のタッチパネルやSonosアプリからも自在に操れる。楽しみ方も、楽しむサービスも、操るための道具も自由な、こんなスピーカーは他にない。
それでもAIアシスタントと会話したいって?
OK GENROQ。Sonosはアレクサにも、Googleアシスタントにも完璧に対応してるよ※。
※ボイスコントロール機能は、Sonos One 及び Sonos Beamのみに搭載(Googleアシスタントは、日本では2019年末対応予定)
REPORT/本田雅一(Masakazu HONDA)
PHOTO/中島仁菜(Nina NAKAJIMA)
MAGAZINE/GENROQ 2019年 11月号
評価
コストパフォーマンス:4
革新性:5
使い勝手:4
デザイン:4
音質:4
発売当時価格 One 2万6180円(左側)/Beam 5万1480円(右側)
【問い合わせ】
Sonos Japan
TEL 0120-635-220
【関連ウェブサイト】
https://www.sonos.com/ja-jp/home