マクラーレン セナがインテルラゴスで市販車最速1分37秒856を記録

公道走行可能だけど“ほぼ”レーシングカーの「マクラーレン セナ」がブラジルのサーキットでもコースレコード樹立

アイルトン・セナの故郷ブラジルにおいて、マクラーレン・セナのタイムアタックが行われた。
アイルトン・セナの故郷ブラジルにおいて、マクラーレン・セナのタイムアタックが行われた。
マクラーレン セナが、ブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットにおいて、公道走行可能なプロダクションカーによる新たなコースレコードを樹立した。今回、リカルド・マウリシオがステアリングを握り、2.677マイルのコースを「1分37秒856」で走破。このタイムは、ブラジルのマクラーレン輸入代理店UKモーターズが主催したイベント「UKモーターズ・アカデミー・ポルト・セグーロス」で記録されている。

McLAREN Senna

従来のラップレコードを大幅に更新

アイルトン・セナの故郷ブラジルにおいて、マクラーレン・セナのタイムアタックが行われた。
今回のアタックは、公式インポーターのUKモーターズが主催した「「UKモーターズ・アカデミー・ポルト・セグーロス」」で実施。最初のアタックラップから、従来の記録を大きく更新した。

今回の記録更新は、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ・サーキット、通称インテルラゴスにおいて行われた「UKモーターズ・アカデミー・ポルト・セグーロス」内で実施された。リカルド・マウリシオがドライブしたマクラーレン セナは、最初のアタックラップの段階で新記録となる1分41秒422で走行。これは従来の最速タイムを1.6秒も短縮したことになる。

その後も、ピットストップを挟みながら6回の計測走行が実施され、そのたびにマウリシオはタイムを縮めていく。そして、ついに今回最速の1分37秒856をたたき出した。マクラーレン セナはアウトラップとインラップを含め、インテルラゴスを合計25周走行したという。

インテルラゴスでマウリシオがドライブしたセナは、UKモータースがブラジルに正式輸入した4台のうちの1台。完全にオリジナルのコンディションで持ち込まれている。アタックを担当したブラジル出身のレーシングドライバー、マウリシオは次のように感想を語った。

「まさに衝撃的といえるパフォーマンスでした! マクラーレン セナはエキサイティングなドライビングが楽しめると聞いてはいましたが、そのとおりだとコース上で証明できましたね。本当にパワフルで、トルクと加速も凄まじく強力でした」

様々なサーキットで新記録を打ち立てたセナ

アイルトン・セナの故郷ブラジルにおいて、マクラーレン・セナのタイムアタックが行われた。
今回、ブラジルのインテルラゴスでアタックラップを成功させたマクラーレン セナは、他のサーキットでも多くの市販車最高記録を打ち立てている。

UK モーターズ・アカデミー・ポルト・セグーロスで、公式タイム計測を行ったのは、タイムキーパーとしてブラジル屈指の経験と評価を誇るレーシング・クロノ。同社はこれまでも、無改造のロードカーによるインテルラゴスでの最速記録チャレンジを計測してきた実績を持つ。

これまで、マクラーレン セナはアメリカの複数のサーキットで、プロダクションカー最速タイムを更新してきて。主に自動車雑誌企画でタイムアタックが行われており、次のような記録を残している。

『オートモービル』誌の「プロ・レーサーズ・テイク」において、NCMモータースポーツ・パークのグランドコースで2分02秒86を記録。『ロード&トラック』誌の「パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー(PCOTY)2019」において、2マイルのNCMウェスト・サーキットで1分23秒24を記録。これは、同コースにおけるPCOTY史上最速タイム。

『カー・アンド・ドライバー』誌の「ライトニング・ラップ 2019」において、バージニア・インターナショナル・レースウェイ(4.1マイルグランドコース)で、2分34秒9を記録。過去13年間、263台で争った同企画史上最速のタイムとなり、非公式のコースレコードにも認定された。

『モーター・トレンド』誌は、「ベスト・ドライバーズ・カー2019」の1台にセナを選出 。ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカにおいて、プロダクションカーとして初めて1分28秒を切り、1分27秒62で駆け抜けている。

エンジン単体でも凄まじい性能を発揮するが、やはりモーターによる225Nmのアシストは、マクラーレンが単に電動化のための電動化をしたわけではないと思わせてくれる。

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