世界最大級のポルシェ・イベント「レンシュポルト・リユニオン」に見る世界中の人々を魅了する秘密 | 6枚目の写真（全10枚）
5年ぶりの開催となった今回のエントリー台数はおよそ300台。そのほとんどが地元アメリカのエンスージァストが所有する貴重なモデルだったという。
手前はIMSA仕様の944GTR、アメリカならではの1台。
これもポルシェの大事な歴史のひとつ。恒例のポルシェ・トラクター・レース。勝つより、いかに目立つかの方が大事！
ヴェルクス・トロフィーには2台の917Kのほか、917PA、917/10、908LHなども登場。
この時期のラグナセカにしては珍しく雨に祟られた土曜日。ナロー時代の911、914を対象としたアイフェル・カップで水煙をあげて走る911の姿もまた良し。
このイベントの華、グループC＆LMPを対象としたシュトゥットガルト・カップ。なんと956、962だけで23台がエントリー！
グループC時代のワークスのエースであったヨッヘン・マス（右）と談笑するのは、936、956、911GT1などの生みの親であるノルベルト・ジンガー（左）。83歳ながらパワフルで記憶力も抜群。様々なエピソードを披露してくれた。
TAGホイヤーのスポンサードで開催されたヘリテイジ・ディスプレイには、1955年の550スパイダーから804F1、911R、936、マーチ89Pインディなど新旧様々なレーシングカーを展示。ここだけでも十分に見る価値があった！
土曜の夕方にはピットロードを開放して、恒例のコンクール・デレガンスが行われた。手前のマシンは1970年に名門ヴァセック・ポラックのチームでスパイダーに改造された906-136。レストア後、初披露だという。
周辺の駐車場を見て回るだけでも1日必要なほど全米から多数のポルシェが集結。959、カレラGTなどのレアモデルのほか、様々なモディファイドの姿もあり、層の厚さを実感する。
