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内装加飾刷新で最新仕様に 便利機能と悪路走破性も好感
日本で好調のジープの中でも、グランドチェロキーの弟分のような雰囲気で、サイズ感もちょうど良く万人向けの性格の持ち主であるコンパスは、日本で乗るにはもってこい。昨年のマイナーチェンジでよりスタイリッシュになり、先進運転支援系や利便性を高める装備の充実が図られるなど、さらに魅力的に進化した。
エクステリア
外見よりもむしろ大きく変わったのがインテリアだ。高級感のある仕立てとなり、大画面のデジタルディスプレイを備えた最新のインフォテイメントシステムが与えられるなど、ガラリと変わった。
インストルメントパネル
さらに、ジープ初となるヒーテッドステアリングホイールやハンズフリーパワーリフトゲートなどが設定されたのも新しい。
居住性
日本向けは2.4l直4自然吸気エンジンを搭載し、FFの「スポーツ」と「ロンジチュード」には6速AT、4WDの「リミテッド」には9速ATが組み合わされ、いずれも不満のない動力性能を提供している。どこにもカドのない快適な乗り心地と、操舵力が軽く扱いやすいステアリングにより市街地から高速道路までどこでもリラックスして乗れる。
うれしい装備
月間登録台数 NO DATA 現行型発表 17年12月(マイナーチェンジ 21年6月) WLTCモード燃費 11.8 km/l ※FF車
ラゲッジルーム
ジープの中ではカジュアルな都会派という位置づけながら、センターコンソールに無数に配されたオフロード走行に関するスイッチが象徴するとおり、実は4WD車の悪路走破性はなかなか高い。車内は十分な広さが確保されていて実用性も高く、どこでも快適に走れ、内容のわりに価格も手ごろと、実にオールラウンドな一台だ。
※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.141「2022-2023 国産&輸入SUVのすべて」の再構成です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/141