【CarGoodsMagazine】

ブレーキにもSEV!貼るだけでフィーリングが向上する『SEV ブレーキSC』の効果は?【カーグッズ・オブ・ザ・イヤー】

基本的に貼り付けるだけで、物質本来が持つ性能を引き出してくれる、特許技術により生み出されている不思議アイテムの『SEV』。エンジンや電子パーツ、サスペンションやボディなど各部に適した多くのクルマ用SEVが発売されており、クルマの性能を引き出したいけれど、チューニングパーツを装着したり改造したりするのはちょっと、という人にピッタリのアイテムで人気だ。そのSEVによる現行最新の新製品がこれだ。

ブレーキの性能を引き出すことで安心感が格段にアップ

名前からも推測できると思うが、ブレーキシステムのために開発されたもの。ブレーキ専用品として初のSEVアイテムだ。”SC”はセーフティコントロールの略。ブレーキシステムに装着することで、ブレーキのフィーリングに変化が体感できるという。

SEV『ブレーキSC(価格:2万8600円/税込)』
ノーマルブレーキが持つ本来の性能を引き出してコントロール性を高め、安全性にも貢献。フィーリングの変化を楽しめる。W27mm×D27mm×H7.5mm、重量約13gとコンパクトサイズで装着しやすい。

ブレーキシステムにただ貼り付けるだけでOK

最近のハイブリッド車等では、ブレーキフィーリングが良くなかったり不自然だったりするものがある。そんなクルマのブレーキフィーリングを改善し、安心して気持ちよく走れるように、と開発されたものだ。もちろん、愛車のブレーキに不満を感じていなくても、SEVブレーキSCを装着することで、本当に同じブレーキなの?と思ってしまうくらいの体感ができるというから興味津々なのだ。

他のSEVアイテム同様に装着はとても簡単だ。ブレーキシステムのマスターシリンダー、マスターバック、リザーバータンクのいずれか装着しやすい部位にただ貼り付けるだけいい。今回は一番装着しやすいリザーバータンクに装着してチェックしてみた。
ボンネットを開けて、ブレーキフルードが入っているリザーバータンクのサイドの汚れを良く落とし、両面テープで貼り付ければ装着完了だ。

エンジンルームにあるブレーキマスターシリンダー、マスターバック、リザーバータンクのどの部分に装着してもOK。リザーバータンクが一番貼りやすいだろう。

まるで高性能なブレーキシステムに交換した感触だ

装着後にゆっくりと走り出し、軽くブレーキペダルに足を乗せてみると、明らかにブレーキのタッチがイイ感じに。踏力に合わせて制動力が自然に立ち上がるように感じられ、じつに気持ちよく安心感あるフィールに変わった。さらに踏み込むと制動力がグッと強まってしっかりとクルマが停止。例えるなら4輪のブレーキがガッチリと働いた感触。大げさに思えるかもしれないが、まるで高性能なブレーキシステムに交換したかのようなのだ。

基本的には1個の装着でいいのだが、安心感やしっかり感の体感度をより得たいのであれば、2個装着するのがおススメ。まずは1個装着で始めて、ステップアップで2個目を装着してみれば、その変化ぶりを楽しめることだろう。

クルマを気持ちよくスムーズに走らせるなら、なにもパワーアップさせなくても大丈夫。ブレーキの性能がよりしっかりするだけで、走りは格段に良くなる。さらに、安心してブレーキを踏めることは安全運転にもつながる。そんな、走りの質を高めてくれるSEVブレーキSC、ハイブリッド車、軽自動車からスポーツカーまでどんなクルマにもおススメ。もちろん、初めてのSEVとしてもピッタリなのだ。

1個装着でもいいのだが、2個装着でより体感度が高まる。リザーバータンクに2個でもいいのだが、装着可能であればリザーバータンクとブレーキマスターシリンダーといったように2ヵ所に貼るのがおススメだ。

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…