目次
スポーティなサゲ系か、アクティブなアゲ系か?
ノート オーテック カスタマイズド
今回の東京オートサロンで、日産ブースに展示されていたオーテックブランドのカスタマイズモデルは2台。まずは、ノート オーテックをベースとした「ノート オーテック カスタマイズド」だ。
ノート オーテックは、ドットパターンのフロントグリルや、アンダー部のメタル調フィニッシャーによって特別感を高めたモデルだ。フロントバンパーにはブルーに輝くシグネチャーLEDを採用することによって、オーテックのモデルであることを主張する。
カスタマイズモデルのポイントは、1インチアップとなる17インチホイール。このホイール、じつはセレナ オーテック スポーツスペックが採用しているものだが、ただ履かせただけではない。ノートのハブは4穴、セレナは5穴という違いがあるので、ノートを5穴化する必要があったのだ。
さらにローダウンスプリングを装着することにより、車高を20mmローダウン。ノート オーテックのスポーティさがさらに際立つ仕様となっている。
ノート オーテック クロスオーバー カスタマイズド
もう1台は、ノート オーテック クロスオーバーをベースとしたカスタマイズモデルだ。
ノート オーテック クロスオーバーは2021年10月に発表。ドットパターンのフロントグリルやシグネチャーLEDの装着に加えて、専用サスペンションやタイヤの大径化により地上高を25mmアップしている。
今回のカスタマイズではさらに45mmほどリフトアップ。ノーマルのノートと比べると、じつに70mmも高くなっている。が、サイドビューを眺めてみると、この車高がアウトドアっぽい雰囲気を高めており、「これがノート オーテック クロスオーバーの標準でいいのでは?」と思えるほどマッチしているのがわかる。
ちなみに、ボディサイドを前後に走るストライプも今回の特別装備だ。
フロントバンパーの下部には専用デザインのスキッドプレートプロテクターを装着するほか、ホイールアーチガーニッシュにシルバーのアクセントをあしらうことで、アクティブな雰囲気を演出しているのも見逃せない。
ちなみに17インチホイールはノート オーテック カスタマイズドと同様、セレナ オーテック スポーツスペックのものだが、こちらはブラックアウトすることで足元が引き締められている。
スポーティなサゲ系か、アクティブなアゲ系か? 好対照のカスタマイズが施されたノート オーテック/ノート オーテック クロスオーバーに注目だ。