【ラリージャパン2022】Day3に「GRヤリス・ラリー2コンセプト」が世界初公開された!

GRヤリス・ラリー2コンセプト
11月12日に開催3日目を迎えた「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の、岡崎スーパーSS(スペシャルステージ)直前に、舞台となった愛知県岡崎市の乙川河川敷ではオープニングセレモニーが実施され、世界初公開となる「GRヤリス・ラリー2コンセプト」、および国内初公開となる「GRヤリスH2コンセプト」が披露された。
Photo●Rally Japan

伝説のラリードライバーによるデモ走行はファンを釘付け!

11月12日に開催3日目を迎えた「フォーラムエイト・ラリージャパン2022」の、岡崎スーパーSS(スペシャルステージ)直前に、舞台となった愛知県岡崎市の乙川河川敷ではオープニングセレモニーが実施され、世界初公開となる「GRヤリス・ラリー2コンセプト」、および国内初公開となる「GRヤリスH2コンセプト」が披露された。

オープニングセレモニーでは、大村秀章愛知県知事、中根康浩岡崎市長、そして岡崎市の額田SSおよび岡崎スーパーSSにゲスト解説として招かれたタレントの哀川翔さん、さらにラリージャパンスペシャル応援団のSonar Pocket(ソナーポケット)が登場。集まった多くのファンに向けてトークショーが行われた。

GRヤリスH2コンセプト

ファンの視線を釘付けにしたのは、公開された2台のGRヤリス・コンセプトモデルのデモンストレーション走行。世界初公開となった「ヤリスGRラリー2コンセプト」はユハ・カンクネン氏、そして国内初公開となった「GRヤリスH2コンセプト」はトミ・マキネン氏と、元世界王者である伝説のラリードライバーがステアリングを握り、次世代ラリーマシンのパフォーマンスを披露した。

ヤリスGRラリー2コンセプトは、WRC2カテゴリーなどで使用されるRally2車両規定(1600ccターボ+4WDモデル)で開発しているコンセプトカー。一方、GRヤリスH2コンセプトは、8月に行われたWRC第9戦イープル・ラリー・ベルギーでトヨタの豊田章男社長とともにカンクネン氏が走らせているが、国内では初披露。H2コンセプトは、水素エンジンを積むことで、サステナブルなモータースポーツの実現へのひとつの取り組みを示すモデルだ。なお、そんな取り組みはこの車両だけでなく、今回のラリージャパンのサービスパークや岡崎のSS会場の一部で、水素を使用した燃料電池による電力提供にも反映されている。

(写真左から)トミ・マキネン氏、トヨタの豊田章雄社長、ユハ・カンクネン氏

両名は、SS13の000カーのコースイン直前に、岡崎スーパーSSをこれらのコンセプトモデルで激走。走行後は出迎えた豊田章男社長と記念撮影に応じた。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部