国内新車販売は3ヶ月連続で増加。半導体供給不足は徐々に安定の傾向か
日本自動車販売協会連合会が12月1日に発表した、11月の登録車新車販売台数は22万1541台で前年同月比で1.0%増加し、9月から3ヶ月連続で前年同月を上回った。世界的な半導体不足による部品調達の遅れも徐々に緩和してきているため、コロナ禍前と同様の水準ではないものの販売台数は安定してきている。
自動車ブランド別にみると、国内自動車メーカーの主要9ブランドのうち、トヨタ、レクサス、ダイハツ、スバルがマイナスとなった。最大手のトヨタは部品の調達不足の影響などあり4.5%減の10万5321台だった。
また、10月はマイナスだったホンダは25,948台(106.5%)でプラスに転じている。
自動車ブランド名 | 販売台数 | 前年同月比 |
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ダイハツ | 3,428台 | 64.4% |
ホンダ | 25,948台 | 106.5% |
レクサス | 2,654台 | 82.0% |
マツダ | 9,035台 | 114.2% |
三菱 | 3,310台 | 151.1% |
日産 | 22,177台 | 101.9% |
スバル | 7,426台 | 99.4% |
スズキ | 9,762台 | 122.8% |
トヨタ | 105,321台 | 95.5% |