カロッツェリアのカーオーディオ用スピーカーを使えば交換も増設もアレンジメントは自由自在! 車種専用ならルックスもGood! その最新事情に迫る!!

写真のハイエース用インナーバッフルのように、車種線用のアップグレードパッケージも豊富に設定がある。それこそ、プラモデル感覚でピンポイントに音響レベルを高められるというわけだ。
ユーザー側では手を付ける必要がないほどに完成度が高まった当世のマイカーながら、音の世界はまた別だ。汎用・専用を問わず、様々なカーオーディオのステップアッププログラムが用意されている。

機能の有り無しで考えれば、現代車の純正装備は必要十二分。必要機能を市販品で補う必要性は、ひと昔前と比べてだいぶ薄まった。
ただ、そこでの質を求めるなら話は別だ。より上等なレベルを追い求める上で、市販用品はいまだ大きな力を秘めている。とりわけ、オーディオなどはその代表例と言えるだろう。マニアの世界は言うに及ばず、一般向けにもさまざななステップアップキットが用意されている。

専用&汎用と選択肢はとにかくワイド!

ホームオーディオのスピーカーと違い、クルマ用は車体そのものを箱として使う。単体販売されているスピーカーは一素材に過ぎず、車体にどう取り付けるかで得られるレベルも大きく変わってくる。
設置場所をどうするかも一つの分岐点。音響効果だけを考えれば自ずと答えも見えやすいが、運転するための空間である車内には視界やスペース配置の制約も出てくる。当然、後付けするだけに美観も問われることになるだろう。
また、スピーカー自体が、その限られたスペースに収まるサイズや形状である必要がある。その上で、どう取り付ければそのスピーカーの力を最大限発揮できるかもキット選びの大事な点。これら全てを加味してどうアレンジするか確かに難題。けれど、チャレンジの一つとしてそれが楽しみにもなる。

carrozzeria『ハイエース専用トゥイーター取付キット UD-K304(価格:8800円)』を使えば、メーカー推奨となる理想的な音響かつ、すっきりとした美観を得ることができる。

手軽さも自由度も、好みに応じて様々に!

この分野で絶大なる支持を集めるのが、カロッツェリアブランドだ。
2022年・秋モデルとしてリリースされたのは、汎用型のスピーカーに始まり、取り付け基台のインナーバッフルに独立型のトゥイーター取り付けキットと多岐に渡る。
注目すべきは、お馴染みの汎用路線と並び、車種専用品も数多く揃えている点だ。取り付け容易で、かつ美観も維持しやすいスマートフィットはここ最近の流行りでもある。その意味で言うと、今まで以上に間口は広がっている。カスタムしづらい現代車にあって、とりわけ狙い目のカスタムポイントでもあると言えるだろう。

carrozzeria『10cmコアキシャル2ウェイスピーカー TS-E1010(価格:2万4200円)』は、小口径かつ薄型なので、写真のようなルーフ部分へのカスタム装着も可能だ。

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