新型VWアトラス/アトラス・クロススポーツがシカゴ・モーターショーで発表! 従来のVR6に代わる新型2.0Lターボエンジンを搭載!

2024年型 VWアトラス/アトラス・クロススポーツ
フォルクスワーゲン・オブ・アメリカが、シカゴ・モーターショーで新型アトラス/アトラス・クロススポーツを発表した。7人乗りおよび5人乗りのこのリフレッシュモデルは、エクステリアデザインが大幅に刷新されており、インテリアにもプレミアム素材を多用したトリムが使用されている。

フォルクスワーゲン・オブ・アメリカが、シカゴ・モーターショーで新型アトラス/アトラス・クロススポーツを発表した。7人乗りおよび5人乗りのこのリフレッシュモデルは、エクステリアデザインが大幅に刷新されており、インテリアにもプレミアム素材を多用したトリムが使用されている。

また、IQ.DRIVEドライバーアシストにはワイヤレスのApple CarPlayにも対応。従来の4気筒とVR6®に代わる新型2.0L 4気筒ターボ直噴TSIエンジンによって最大269馬力を発生させる。詳細な仕様や価格については、第3四半期初めの発売に先駆けて発表される予定だとされている。

水平基調が美しいエクステリア

2024年型 VWアトラス・クロススポーツ
2024年型 VWアトラス

エクステリアでは、2024年モデルからフロントエンドのデザインが変更され、アトラスとアトラス・クロススポーツの差別化が図られている。両車とも、ワイドなクローム4バーグリルに、新たに標準装備されたアダプティブフロントライティングシステム(AFS)付きのLEDヘッドライトが縁取られている。

ベーストリムを除くすべてのモデルでは、デイタイムランニングライト(DRL)がヘッドライトを包み込み、イルミネーション付きのVWロゴの上にあるイルミネーションライトバーへと続いてプレミアムルックを演出している。

リアでは、両モデルとも大型のスポイラーを追加し、ルーフラインを長くすることでよりスマートなサイドプロファイルが実現されている。ベーストリムを除くすべてのモデルは、LEDテールライトの間にイルミネーションライトバーとVWロゴが配置され、フロント照明のキャラクターがリアにも反映されている。アトラス・クロススポーツでは、先代モデルよりもアグレッシブなリアディフューザーが追加され、アトラスとの差別化を図っている。

プレミアムスタイルに特化したインテリア

新型アトラスシリーズのインテリアは、レザーで縁取られたソフトタッチのダッシュボードやセンターコンソールなど、プレミアムな素材が随所に採用されている。ドアトリムや内装はダッシュパネルとシームレスにつながり、高級感のあるコックピットを演出。また、30色から選べるアンビエントライトと、モデル名をモチーフにした斬新なバックライト付ダッシュボードが、新しいデザインをさらに際立たせている。最上級モデルでは、ダイヤモンドパターンを施したキルティングレザーシートが採用されている。

また、快適装備も充実している。シフトパドル付ステアリングヒーター、ベンチレーションフロントシート、助手席高さ調整機構を標準装備し、クライマトロニック・オートエアコン、ボイスコントロールも標準装備されている。室内装備には、12インチのインフォディスプレイと10.25インチのドライバーズディスプレイを装備。ワイヤレスのApple CarPlayにも対応し、ワイヤレス充電、45Wの急速充電が可能な6つのUSB-Cポートを装備し、デバイスの接続がこれまで以上に簡単になっている。

ハンズオンセミオート機能を搭載した運転支援技術「IQ.DRIVE」も標準装備となっている。高速道路では、IQ.DRIVEはレーンセンタリングと静電容量式ステアリングホイールを搭載し、運転をより簡単に。街中では、IQ.DRIVEが前方の不意の障害物を知らせ、周囲に目を配ることで安全な運転をサポートする。また、ヘッドアップディスプレイや予測型アダプティブクルーズコントロールも用意されている。

新世代を担う新型TSIエンジン

2024年型アトラスには、最高出力269ps、最大トルク370Nmを発揮する2.0L 4気筒ターボ直噴TSIエンジンのみが搭載される予定となっている。この新エンジンは、従来のVR6と同等の出力を持っており、より広い回転域で利用できるトルクの向上により、ドライバビリティと加速性が改善され、燃費改善も見込まれている。8速オートマチックトランスミッションと前輪駆動は標準仕様で、フォルクスワーゲンの全輪駆動システム「4Motion」は全モデルに設定されている。

詳細な仕様や価格については、第3四半期初めの発売に先駆けて発表される予定。

2024年型 VWアトラス・クロススポーツ

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部