NEWS 小山慶一郎さんが受賞した「キャンピングカーアワード2023」のアワード車両「BALEIA」をチェック!

2023年2月初旬、アジア最大規模を誇るキャンピングカー&アウトドア複合イベント「ジャパンキャンピングカーショー2023」が、千葉県・幕張メッセで開催された。このイベントの目玉でもある「キャンピングカーアワード2023」は、NEWSの小山慶一郎さんが受賞。会場では副賞として1年間、貸与されるアワード車両が初公開されたので、小山さんのアウトドア歴とともに車両の詳細について紹介する。
REPORT&PHOTO 小原裕一郎(OHARA Yuichiro)

第11回キャンピングカーアワードは、NEWSの小山慶一郎さんが受賞

「ジャパンキャンピングカーショー2023」は、「日本に、キャンピングカーというカルチャーを。」というスローガンを掲げ、2023年2月3日から6日までの4日間、千葉県・幕張メッセで開催。昨年の展示スペースは4ホールだったが、今年はアジア最大級のスペースとなる5ホールに拡大された。

会場には、全国から最新かつ人気のキャンピングカーが300台以上集結したが、開催に先立って本イベントの目玉となる「キャンピングカーアワード2023」の授賞式が行われ、今回はNEWSの小山慶一郎さんが受賞。「キャンピングカーアワード」は、キャンピングカーで楽しむクルマ旅の啓蒙と普及を⽬的とした賞で、2021年は⼭崎育三郎さん、2022年は速⽔もこみちさんが受賞しており、以前からキャンピングカーやアウトドアを愛する著名⼈が表彰されている。

(左)会場のメインステージ前に設置されたモニュメント。(右)副賞のアワード車両の前に設置されていた小山さんのメッセージ付きプラカード。

アウトドアに興味を持ったのはテレビ番組「NEWSな2人」の出演がきっかけ

「キャンプとの出会いは、ボクの人生を変えたといっても過言ではない」と語る小山さんは、同じNEWSの加藤シゲアキさんとレギュラー出演していたテレビ番組「NEWSな2人(2016年3月終了)」に出演したのがきっかけで、アウトドアに興味を持つようになったそうだ。それ以来、キャンプ・ギアにハマって「完全に沼ってしまいました」とも語っていた。

もちろん、キャンピングカーにはずっと興味があって、実際に試乗したり、本格的に購入を検討していが、その流れで昨年はプライベートでジャパンキャンピングカーショーへ来場。「来年のアワードは自分が獲る!」と友人に宣言していたそうだが、それが現実のものとなり、授賞式では「有言実行できて嬉しく思っています」と笑顔で語っていたのが、とても印象的だった。

「キャンピングカーアワード2023」の副賞として1年間、貸与されるトイファクトリー製「BALEIA(バレイア)」の前で、メディア向けの撮影に応じる小山さん。

副賞のキャンピングカーはトイファクトリーの「BALEIA」

芸能界きってのお洒落キャンパー(おしゃキャン)といわれている小山さんは、大好きなキャンプ・ギアでお洒落に見えるよう配置を考え、キャンプサイトを作ることを大切にしている。そのスタイルを表現するため、副賞で1年間貸与されるトイファクトリーの「BALEIA」の製作時には、実際に岐阜の本社へ赴き、社長とさまざまな対話をしてきたそうだ。

また、「ジャパンキャンピングカーショー2023」での展示にあたっては、前日から設営に参加し、私物のキャンプ・ギアを並べるなど、このクルマに対して熱い情熱を注いでいる。これは小山さんが、クルマとのお洒落なキャンプを、とりわけ若い世代に広めたいという想いがあるからだ。

小山さん仕様の「BALEIA」の室内には、お洒落な食器がセンスよくレイアウトされたていた。アイテムの一部は小山さんの私物だろう。
ハッチゲートにぶら下げられたランタン+シェード(右上)に注目。

「BALEIA」は大きなラゲッジスペースと高い居住性が特徴

「BALEIA」をはじめ、キャンピングカーやトラベルトレーラーを製作するトイファクトリーは、「中途半端なものづくりは行わない」という精神のもと1995年に創業。「ジャパンキャンピングカーショー2023」では、広大なブースにさまざまなタイプのキャンピングカーを展示し、ひときわ目立つ存在だった。

そんなトイファクトリーが製作した「BALEIA」は、ハイエース・シリーズの中でももっとも大きなワイドボディ・スーパーロング・ハイルーフをベース車両として採用。このお陰で大きなラゲッジスペースと高い居住性を両立させているのが特徴で、ドライブモードでも3名の就寝可能な常設スペースがあり、スリープモードでは最大5名の就寝が可能だ。

小山さん曰く、「キャンピングカーはテントと同じ位置づけ」というだけあって、ベッドスペースには強いこだわりがあり、できれば常設であって欲しいとのこと。さらに冬キャンプではFFヒーターが欲しいといっていたが、オプションでFFヒーターを設置可能な「BALEIA」は、小山さんの要望にピッタリのキャンピングカーというわけだ。

「BALEIA」のシートモードと常設ベッドスペース。※ベッドスペースの写真は市販用のもので、小山さん仕様の「BALEIA」とは異なる。 <出典:トイファクトリー>

トレンドを反映したエクステリアは抜群のセンス

キャンピングカーでは、居住性高さや使い勝手のよさは大切な要素だが、最近のキャンピングカーはエクステリアにもオーナーや製作者のセンスのよさが光るカッコイイ車両が増えている。

もちろん、小山さん仕様の「BALEIA」も同様で、手持ちのキャンプ・ギアとの相性を考慮して、ボディはカーキのマット(チッピング)塗装、バンパーや窓枠まわりにもブラックのマット塗装を施してあり、いかにも今風のカッコよさが漂うエクステリアとなっている。

さらに、フェンダーにはブラックのマット塗装を施したアーチカバーを装着し、タイヤは最近のバンコンでは定番となっている「TOYOTIRES OPEN COUNTRY R/T(ホワイトレター)」をチョイス。このキャンピングカーでオートキャンプ場へ乗り込むと、誰もが振り向くような素晴らしいセンスに仕上がっている。

左サイドのルーフには大型のオーニングを装備しており、到着後すぐにくつろぎ空間を作ることが可能。ルーフラックへのアプローチ用としてラダーも装備している。
右サイドの窓にはオリジナルのハメ殺しパーツを装着。このセンスには脱帽だ!ルーフには頑丈そうなルーフラックが装備されている。
タイヤは、もはやバンコンでは定番となった「TOYOTIRES OPEN COUNTRY R/T(ホワイトレター)」を装着。フェンダーカバーと相まって一段と引き締まった足回りに見える。

「BALEIA」とともに小山さんの動向にも注目

「キャンピングカーアワード2023」を受賞した小山さんは、今後1年間は小山さん仕様の「BALEIA」が貸与され、自由に使うことができる。

「ジャパンキャンピングカーショー2023」の公式ガイドブックに掲載されたインタビュー記事を読んでみると、「キャンピングカーは寝泊まりできるクルマだから、遠征が楽しみ。まずは奥京都や出雲に大好きなガレージブランドがあるので、その人たちに会いに行きたい」とのこと。おそらく、フジテレビで放映中の「NEWS小山のおしゃキャン!どう?」でも、小山さん仕様の「BALEIA」を使いながら、みなさんにキャンピングカーの魅力を伝えていくだろう。

キャンピングカーに興味を持っている方は、今後の小山さんの動向にも注目だ。

こだわりの常設ベッドと収納スペース。サーフィンもやる小山さんにとってはシャワー(右)も欠かせない装備だ。

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著者プロフィール

小原 裕一郎 近影

小原 裕一郎

メディアプランナー&ライター。メディア業界でテレビ視聴率調査、マーケティング(リアル&デジタル)、…