国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、マツダ「CX-60」の評価試験を行った結果を公表した。マツダ「CX-60」は、予防安全性能評価において「Aランク」を、衝突安全性能評価において「Bランク」を獲得した。また、万が一の事故発生時にエアバッグ展開と連動し、専門のオペレータを通じて警察や救急へ自動通報する「事故自動通報装置」を装備し、これらの評価を総評した、自動車安全性能2022において、5段階中上から2番目に高い評価である「★★★★☆」(4星)を獲得した。
マツダ「CX-60」の高い安全性能
■予防安全性能
- 衝突被害軽減ブレーキなど、ドライバーのミスから生じる危険を回避・軽減する先進技術を装備。
- クルマが常にドライバーの異常を検知し、重大事故の回避・事故被害軽減する技術を設定。
■衝突安全性能
- 前方からだけではなく、側方からの衝突にも衝撃エネルギーを効率的に吸収・分散して支える車体構造を採用し、前後席の乗員への衝撃を軽減するエアバッグシステムを装備。
- 歩行者との衝突時、頭部や脚部への傷害を軽減するためのエネルギー吸収構造等を採用。
■事故発生時の救助
- エアバック作動時や追突された場合にコールセンターへ位置情報やセンサー情報を自動で通報。専門のオペレータが警察や消防への連携をサポート。