住友ゴムが2023年度DUNLOP・FALKENのモータースポーツ活動計画を発表! 幅広いカテゴリーでタイヤ供給を実施

住友ゴムが、2023年度のモータースポーツ活動計画を決定したことを発表した。本年もDUNLOP(ダンロップ)およびFALKEN(ファルケン)ブランドにおいて、四輪、二輪の国内外のモータースポーツ競技でトップクラスから入門レースまで幅広いカテゴリーでタイヤ供給を行い、モータースポーツの裾野を広げるべく活動が行われていく。昨年度は、全日本クラスのレースや競技において多数のDUNLOPタイヤを装着するチーム・選手がチャンピオンを獲得。引き続きタイヤ開発に取り組み、パートナーとしてチーム・選手の勝利に貢献する。

四輪モータースポーツ活動

DUNLOP

2022年「SUPER GT」の様子

国内最高峰のレース『SUPER GT』では、GT500クラスの「Modulo Nakajima Racing」の「Honda NSX-GT」に加え、GT300クラスの5チーム・6台をサポートする。その他、『全日本ラリー選手権』、『全日本ジムカーナ選手権』、『全日本ダートトライアル選手権』、『全日本カート選手権』の幅広いカテゴリーへのタイヤ供給に加え、『TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup』への協賛を継続する。

さらに若手ドライバーの育成を目的にとした『フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ』、『FIA-F4選手権』、『Super FJ選手権』や、参加型競技の『TCRジャパンシリーズ』、『VITA RACE』、『BMW & MINI Racing』などへのワンメイクタイヤの供給を行う。また、サステナブル原材料比率を高めたレースタイヤの開発にも取り組んでおり、一部のレースへ投入を目指す。

FALKEN

2022年「ニュルブルクリンク24時間レース」の様子

世界一過酷なレースとも言われるドイツ・ニュルブルクリンクで開催される『ニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:ADAC TOTAL 24-Hour Race)』に「FALKEN Motorsports」として、新型車両の「Porsche 911 GT3R」2台体制で参戦し、総合優勝を目指す。

また、SP4Tクラスで参戦する「スバルテクニカインターナショナル」の新型車両「SUBARU WRX NBR CHALLENGE」にもタイヤ供給を行い、欧米を中心に高い評価を得ているFALKENブランドのさらなる価値向上を目指す。

二輪モータースポーツ活動

■DUNLOP

2022年「AMAスーパークロス」の様子

世界最高峰のロードレースである『FIMロードレース世界選手権』のMoto2、Moto3クラスにワンメイクタイヤ供給を行い、レースに参戦するライダーの足元を支える。『FIM世界耐久選手権シリーズ』では、「BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM」と「KM99」の2チームに、オフロードレースでは、13年連続全階級制覇の記録を持つ全米選手権『AMAスーパークロス』と『モトクロス世界選手権』へタイヤを供給する。

国内においては、『全日本ロードレース選手権』をはじめ、さまざまなカテゴリーにおいてライダーをサポートする。『NSF100 HRC トロフィー』のジュニアチャンピオンシップクラスなどの育成型レースにもワンメイクタイヤを供給することで、日本から世界に通用するライダーを育てるための環境づくりに取り組む。

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