ヴォグゾール・アストラがアップデート!「アストラ・スポーツツアラー」に最上級モデル「アルティメット」が追加され、ヘッドアップディスプレイ、レーンチェンジアシストを装備!

ヴォグゾールは、ガソリンエンジン/プラグインハイブリッド(PHEV)を搭載した「アストラ・スポーツツアラー」の受注を開始したことを発表した。今回、新たに追加された最上級モデル「アルティメット」には、アダプティブLEDピクセルヘッドライト「IntelliLux」、ヘッドアップディスプレイ「Intelli-HUD」、レーンチェンジアシストなどの主要技術が標準装備され、33,765ポンド(≒559万円)から販売される。今回のアップデートでは、市場動向によりディーゼルエンジンが英国での販売から除外され、アストラはガソリン/PHEVモデルのみが販売されることになった。これに続き、電動モデルの投入も間もなくだという。

最上級モデル「アルティメット」が追加

ヴォグゾール・アストラの「アルティメット」モデルは、既存のアストラ・スポーツツアラーGSをベースに、インテリラックスアダプティブLEDピクセルヘッドライト、レーンチェンジアシスト、サイドブラインドスポットアラート、リアクロストラフィックアラートテクノロジーが追加されている。

また、AGRの認定を受けたアルカンターラトリムの人間工学に基づいたアクティブスポーツスタイルのフロントシートヒーターが標準装備されている。室内装備には、インテリHUD(ヘッドアップディスプレイ)、スマートフォン用ワイヤレス充電などが搭載されている。エクステリアでは、18インチグレーダイヤモンドカットアルミホイール、ハイグロスブラックルーフレールが採用され、テールゲートは電動式に変更され利便性が向上されている。また、パノラミックサンルーフも搭載され、車内の居住性も向上している。

安全支援システム「インテリ・ドライブ2.0」を搭載

安全支援システムである「インテリ・ドライブ 2.0」テクノロジーは、アストラ/アストラ・スポーツツアラーの両方で、アルティメットPHEVとガソリン車、およびGSeモデルに標準装備されるようになった。インテリ・ドライブに代わるインテリ・ドライブ2.0は、道路標識と天候の両方をモニターして車速を調整するアドバンスド・インテリジェント・スピードアダプテーションなど、従来のインテリ・ドライブにはなかったボクスホールの最も高度で直感的なドライバー支援技術を備えている。

また、時速72km~時速112km/hの間で動作する半自動車線変更も追加され、ドライバーが車線変更を指示することができるようになっている。さらに、リアバンパーに搭載されたレーダーにより、駐車場での車やバイクなど車両後方の移動体を検知し、後退時にドライバーに警告を発するリアクロストラフィックアラートも、インテリドライブ・パッケージに含まれている。

ヴォグゾールは、最近の市場動向に合わせて、アストラのラインナップから1.5 130PS EAT8ディーゼルのオプションを削除し、アストラは英国市場でガソリン車またはプラグインハイブリッド車のみが販売されることとなり、電動モデルも間もなく追加される。なお、既存の顧客からのディーゼル車の注文は受け付けられている。

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