新型ホンダ「CR-V」、欧州メディアイベントで発表! e:HEV/e:PHEVによる高効率走行と、プレミアムさをアップさせた内外装スタイルに注目!

新型ホンダ「CR-V」
ホンダは、ドイツ・オッフェンバッハで開催された欧州メディアイベントにおいて、ベストセラーSUV「CR-V」の最新型となる第6世代モデルを発表した。パワートレインには、フルハイブリッド車「e:HEV」と、欧州市場で初めてプラグインハイブリッド車「e:PHEV」を設定し、それぞれでフロントグリルのデザインが区別されている。インテリアのデザインも刷新され、プレミアムさが大きく向上。安全支援システムには、進化した「Honda SENSING 360 プレミアム・スイート」が欧州初導入され、さらなる安全の確実性が確保されている。新型「CR-V」は、今年後半に欧州で登場する予定とされている。

高級感&使用感がアップしたボディデザイン

新型CR-Vは、親しみやすいシルエットはそのままに、デザインを進化させ、スタイルの存在感が向上されている。e:HEVとe:PHEVは、それぞれ専用のグリルデザインで区別されており、リアは、ブレーキライトとターンシグナルを縦に配置することで、一目でCR-Vとわかるテールライトのデザインをスマートに進化している。

また、視認性の良さも設計・開発の重要なポイントとして置かれている。CR-Vのフロントコーナーポイントは、ワイドですっきりとしたボンネットのおかげで低く、ドライバーはクルマの全体像を把握することができる。大型のグラスハウスとの組み合わせにより、CR-Vは全乗員に対して優れた全方位視界を確保。ストレスを軽減するとともに開放感を高め、すべての乗員に安全性と安心感をもたらしている。

また、進化したデザインは室内の居住性にも貢献している。ホイールベースが40mm延長されたことにより、後席のレッグルームは16mm拡大し、ラゲッジ容量は18%増加した。また、リアシートのリクライニングは8段階、角度も10.5°アップし、乗員が快適にくつろげるようになっている。

ホンダの高効率ハイブリッドを搭載

CR-Vには、数々の賞を受賞したシビックハッチバックに搭載された「e:HEV」パワートレインの最新版が搭載される。電力密度の高いリチウムイオン電池と2つのコンパクトで軽量な電気モーターをガソリンエンジンと組み合わせ、EV、ハイブリッド、エンジンドライブをシームレスに切り替え、あらゆるドライブシーンに最適な走りを実現している。

e:PHEVは、e:HEVと同じ軽量で高出力のオンボード電気モーターを採用し、印象的な加速、急速充電時間、競争力の高い電気自動車のみの走行距離を実現している。
電気モードで82kmの走行が可能なプラグインCR-Vは、日常の移動の大半を電気駆動だけでこなすことができる。バッテリー温度が25度の場合、空の状態からわずか2.5時間で100%まで充電させることができる。

Honda SENSING 安全装備をさらに刷新

安全装備は、従来システムである「Honda SENSING」の機能群を刷新し、新しい構造部品を採用することで、クラストップレベルのアクティブ&パッシブセーフティに貢献している。新型CR-Vには、同社の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360」を初めて搭載し、車両周囲の死角をなくし、ドライバーの負担を軽減することで、さらなる衝突回避の確実性を向上させている。

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