スズキが本社および国内工場等に再生可能エネルギー由来のCO₂フリー電気を導入

スズキはこのほど、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、静岡県内にある本社および工場等で使用する電力について、再生可能エネルギー由来のCO2フリー電気(※)「静岡 Green でんき」を、7月から順次導入したことを発表した。
※水力発電や太陽光発電等に由来する環境価値を活用することで、実質的に再生可能エネルギー100%とした電気

静岡県内のスズキの拠点はすべてCO2フリー電気を使用するため、電力使用によるCO2排出量はゼロに

CO2フリー電気 活用イメージ

「静岡 Green でんき」は静岡県内に立地する水力発電所等の再生可能エネルギー由来の環境価値や地産価値を活用し、静岡県産のCO2排出量ゼロの電気として供給する中部電力ミライズ株式会社のサービス。これにより、静岡県内のスズキの拠点はすべてCO2フリー電気を使用するため、電力使用によるCO2排出量はゼロとなる。また、スズキグループ企業(下記参照)においてもCO2フリー電気を導入した。

●スズキ「CO2フリー電気」 主な導入施設
【スズキ】
本社/湖西工場/磐田工場/相良工場/大須賀工場/浜松工場(二輪工場、二輪技術センター)/部品工場/金型工場/マリン技術センター/竜洋コース/相良コース
【スズキグループ企業】
(株)スズキ部品製造 浜松工場
(株)スニック 湖西工場、竜洋パイプ工場、磐田パイプ課、相良工場
(株)スズキ納整センター 湖西・相良

スズキは政府が掲げる達成目標時期に基づき、2050年のカーボンニュートラルの達成を目指している。CO2フリー電気導入後も同社は引き続き電気、ガス等、事業活動で使用するエネルギー使用量の削減を精力的に進めるとともに、再生可能エネルギーへの転換を推進し、カーボンニュートラルを進めていく方針だ。

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