走りのクルマに変身したトヨタの小型SUVも『トミカ』デビュー! トミカ × リアルカー オールカタログ / No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT

発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?
No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT (サスペンション可動・希望小売価格550円・税込)

2024年1月の第三土曜日に、それまでの『トミカ』の『No.102 日立建機 リジッドダンプトラック EH3500AC II』に代わって登場したのが『No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT』です。トヨタ ヤリスクロス GR SPORTはヤリスという車と兄弟関係にあるヤリスクロスという車の特別なモデルになります。

トヨタ ヤリスクロス GR SPORT 実車フロントビュー。
トヨタ ヤリスクロス GR SPORT 実車リヤビュー。

トヨタのヤリスは、コンパクトカーならではの「軽快なハンドリング」という強みを活かしつつ、「上質な乗り心地」と「最新の安全・安心技術」を備えたクルマを目指して開発されました。実は日本では1999年からヴィッツの名前で販売されていたコンパクトカーで、2020年に登場した4代目にあたるモデルから、海外と同じヤリスという名前に統一されたのです。ですからヤリスは日本では初代になりますが、海外では4代目となります。

ヤリスはコンパクトカー向けTNGAプラットフォーム(GA-B)を初採用し、軽量かつ高剛性、低重心なボディを開発。新開発の直列3気筒1.5Lダイナミックフォースエンジンを採用した新世代ハイブリッドシステムは、力強くシームレスな走りとともに、クラス世界トップレベルとなる低燃費を実現しています。

ヤリスクロスGR SPORTはヤリスクロスをベースに走りとデザインを煮詰めたクルマだ。

このヤリスの兄弟車として誕生した小型クロスオーバーSUVがヤリスクロスです。ヤリスと同じプラットフォームを使用する兄弟車ですが、デザインやインテリア、ボディサイズなどが異なっています。まず大きな違いは、ヤリスがハッチバック・スタイルのボディを持っているのに対し、ヤリスクロスはSUVスタイルです。また、運転する楽しみや運転操作のしやすさなどドライバーまわりの空間を重視しているヤリスに対し、居住空間や荷室の広さなど全体的な快適性や使い勝手の高さを重視するヤリスクロスはヤリスよりやや室内が広く、それに伴ってボディサイズも若干大きくなっています。

このヤリスクロスをベースに、よりスポーティな走りもできて個性的なデザインを持つクルマとして、トヨタの社内カンパニーであるGRカンパニーによってチューニング&カスタマイズされたのがヤリスクロスGR SPORTです。

外観上の違いはフロントグリルで、アッパー、ロワともにアルファベットの“G”の文字をモチーフにしたスポーティなメッシュ形状を採用したデザインのものとしたこと(写真上)。リヤまわりもスポーティなデザインとされている。

GRカンパニーによって作られるスポーツモデル、GRシリーズは“GRMN”を頂点に“GR”、“GR SPORT”の3段階(これにチューニングパーツの“GR PARTS”を加えて4段階とすることもある)に分かれていますが、“GR SPORT”は入門編モデルになります。基本的には各部の補強によるボディの高剛性化と専用のサスペンションや高性能タイヤは装着されるものの、パワートレーンへのチューニングは一切実施されず、動力性能や環境性能はノーマル車と同一になる仕様です。つまりヤリスクロスGR SPORTは、ヤリスクロスのいわゆるライトチューニングモデルとなります。

まず外観上の違いはフロントグリルで、アッパー、ロワともにアルファベットの“G”の文字をモチーフにしたスポーティなメッシュ形状を採用したデザインのものになります。

縦安定性の向上とフラットな乗り心地に寄与するべくフロア下とロワバックにブレースが追加されている。
215/50R18サイズのスポーツタイヤ『FALKEN FK510 SUV』と専用ホイールを装着。

走行性能関連では、ベース車の高いボディ剛性をより高水準なものにするため、操縦安定性の向上とフラットな乗り心地に寄与するべくフロア下とロワバックにブレースを追加されます。また、運動性能向上に向け、車高を10mm下げるとともに、215/50R18サイズのスポーツタイヤ『FALKEN FK510 SUV』が装着され、これに合わせてブッシュ、コイルスプリング、ショックアブソーバー、さらには電動パワーステアリングを、よりスポーティな特性にチューニングし、軽快な走りとクルマとの一体感ある操縦性を実現しています。尚、スポーツタイヤ『FALKEN FK510 SUV』は、5ツインスポークの硬質でスポーティなデザインを持つ新開発の切削光輝/センターオーナメント付きの専用18インチアルミホイールに装着されます。

ヤリスクロスGR SPORTにはガソリン車とハイブリッド車が用意され、いずれも高出力と低燃費を両立したエンジンが搭載される。
ハイブリッドシステムはトヨタの得意技。ヤリスクロスGR SPORTでは、モーターの過渡特性を最適化し、加速、減速時のアクセルレスポンスを向上させている。

ヤリスクロスGR SPORTにはガソリン車とハイブリッド車が用意されますが、もちろんノーマルのヤリスクロスと同様、高出力と低燃費を両立したエンジンを搭載。開放感あるワインディングや渋滞時など3つのドライブモードで、様々な場面に対応した走りを可能としています。また、ハイブリッド車ではモーターの過渡特性を最適化し、加速、減速時のアクセルレスポンスを向上させています。これに加え、モーター駆動のレスポンスをよりダイレクトにタイヤに伝えるため、ドライブシャフトのねじり剛性をアップさせ、スポーティな走りに磨きをかけています。

専用シートをはじめ、インテリアは「運転のしやすさ」に特に配慮されている。

車内に目を向けると、滑りにくく運転操作に集中でき、上質感も演出、体をしっかりサポートしてくれるGRロゴ付きのスエード調表皮(エアヌバック+合成皮革/エアヌバックはセーレン株式会社の登録商標)の専用スポーティシートが装着されます。また、アルミペダルも見逃せないポイントです。

意のままに道を駆け抜け、アウトドアを楽しんだり、街に繰り出したりと、走りもデザインも一段とアクティブに楽しむことを目的に作られたチューニング&カスタムカーが、ヤリスクロスGR SPORTです。

『トミカ』の『No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT』は、実車の持つ雰囲気を的確にとらえ、ベース車であるヤリスクロスとの違いも上手くおさえられています。尚、ヤリスクロス GR SPORTにはガソリン車とハイブリッド車がありますが、トヨタのハイブリッド車はエンブレムのベース色が青になります。『トミカ』の鼻先あるいはリヤのエンブレムは地色が黒ですので、ガソリン車をモデル化したものと思われます。

■トヨタ ヤリスクロス GR SPORTハイブリッド車(2WD) 主要諸元(『トミカ』のモデル車両とは同一仕様ではありません)

全長×全幅×全高(mm):4185×1765×1580

ホイールベース(mm):2560

トレッド(前後・mm) :1515

車両重量(kg):1180

エンジン形式:M15A-FXE型直列3気筒DOHC

排気量(cc):1490

最高出力:67kW(91ps)/5500rpm

最大トルク:120Nm(12.2kgm)/3800-4800rpm

モーター:1NM型交流同期式

モーター最高出力:59kW(80ps)

モーター最大トルク:141Nm(14.4kgm)

トランスミッション:電気式CVT

サスペンション(前/後):ストラット/トーションビーム

ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ディスク

タイヤ:(前後) 215/50R18

■毎月第3土曜日はトミカの日!

No.75 アキュラ インテグラ (サスペンション可動・希望小売価格550円・税込)

毎月第3土曜日は新しいトミカの発売日です。2024年1月の第3土曜日には、上でお伝えしているように、それまでの『No.102 日立建機 リジッドダンプトラック EH3500AC II』に代わって『No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT』が登場します。また、それまでの『No.75 アストンマーティン DBX』に代わって『No. 75 アキュラ インテグラ』が登場します。なお、『No. 75 アキュラ インテグラ』には、初回出荷のみの特別仕様(特別色)もあります。

No.75 アキュラ インテグラ (初回特別仕様) (サスペンション可動・希望小売価格550円・税込)*初回のみの特別仕様(特別色)です。

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