マツダの軽ワンボックス「スクラム」シリーズが一部改良! 新たにCVTを採用しブレーキLSDトラクションコントロールを搭載

マツダは3月25日、軽商用車「スクラムバン」および軽乗用車「スクラムワゴン」の一部商品改良を実施し、同日発売した。税込車両価格はスクラムバンが114万9500円〜171万500円、スクラムワゴンが186万7800円〜209万5500円。

CVT搭載機種にはブレーキLSDトラクションコントロールを採用!
ぬかるみなどからの脱出をアシスト

今回の一部改良では、自動変速機にCVTを採用(※)し、燃費性能と静粛性を向上。WLTCモード燃費はスクラムバンが最高で17.2km/ℓ、スクラムワゴンが全車15.1km/ℓ。
※スクラムバンの「PA」を除く全車、スクラムワゴンの全車に設定

また、CVT搭載機種に採用したブレーキLSDトラクションコントロールにより、ぬかるみなどからの脱出をアシストする。さらに4WDは電子制御式のパートタイム4WDを設定(※)。使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3つのモードが選択可能となっている。
※スクラムバンの「PC」「BUSTER」の4WD車、スクラムワゴンの4WD全車に設定

スクラムバンPA-S(ボディカラー:ホワイト)

軽商用車「スクラムバン」の「バスター」と「PC」には、運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブルを設定して快適性を向上させるとともに、LEDヘッドランプを採用し、より安全な運転環境を提供する。ボディカラーには、バスターに「モスグレーメタリック」「パールホワイト」の2色が新たに設定された。

スクラムワゴンPZ-S(ボディカラー:デニムブルーメタリック)

一方、軽乗用車「スクラムワゴン」は、LEDヘッドランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー[オート格納機能]、助手席シートバックテーブル、本革巻ステアリングホイールを全車に標準装備。「デニムブルーメタリック」「モスグレーメタリック」の2色のボディカラーをを新採用したものニュースだ。

なお、スクラムバンの「PA」を除く機種、「スクラムワゴン」全機種、は、経産省や国交省が普及を推進する「サポカーS ワイド」、国交省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当している。

●「スクラムバン」モデルラインナップ
【2WD車】
・PA:114万9500円(5速MT)/121万8800円(4速AT)
・PA-S:133万6500円(CVT)
・PC:140万4700円(5速MT)/149万6000円(CVT)
・バスター:155万6500円(CVT)
【4WD車】
・PA:128万1500円(5速MT)/134万9700円(4速AT)
・PC:153万6700円(5速MT)/165万円(CVT)
・バスター:171万500円(CVT)

●「スクラムワゴン」モデルラインナップ
【2WD車】
・PZ:186万7800円(CVT)
・PZ-S:194万1500円(CVT)
【4WD車】
・PZ:202万1800円(CVT)
・PZ-S:209万5500円(CVT)
※価格は消費税込み

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