聞き慣れない車名だが、実は同社のコンパクトSUV「XUV300」の大幅改良モデルで、スズキの人気SUV「ブレッツァ」を最大のライバルとしている。
XUV300は5年前に道入されており、ブレッツァと対峙するため、ミッドサイクルリフレッシュが急務となっている。このフェイスリフトでは、エクステリアデザインが大幅に新設計されることが判明している。
3XO(スリーエックスオーと発音)のティザーイメージでは、ブラックアウトされたグリルと、モダンなヘッドライトを特徴とする新設計されたフロントエンドの一部が公開された。
また、ルノー キャプチャーの雰囲気を持つ全幅LEDバーで接続されたテールライトも確認、スタイリングのアップデートは同社の「BE」及び「XUVコンセプト」からインスピレーションを得ている。
市販型では、KGモビリティ(旧サンヨン自動車)の「チボリ」とプラットフォームを共有、ボディサイズは、全長3995 mm(157.3 インチ)、ホイールベース 2600mm(100 インチ)という前モデルのコンパクトな設置面積を維持する可能性が高い。
パワートレインのラインナップは、マヒンドラXUV300から引き継がれると伝えられており、1.2L自然吸気ガソリンエンジンと、1.5Lディーゼルが用意される。さらに、フルエレクトリックバージョンは今年後半に登場する予定で、2022年にデビューしたXUV400の後継となる。
市販型は現在新型XUV300が生産されている、インドのマハーラーシュトラ州にあるナーシク工場で生産される。