スペイン語で「ハリケーン」を意味するウラカンは、2013年にV10エンジンを搭載する「ガヤルド」の後継モデルとして誕生。V12エンジンを搭載しない「ベイビーランボ」シリーズとして、ブランド拡大の立役者となりました。ウラカン登場から11年、まだ車名も明らかにされていない次世代モデルへと世代交代がなされる。
KOLESA RUから協力を得た予想CGでは、プロトタイプでも確認できた六角形のLEDデイタイムランニングライトを装備。そのうえのメインライトユニットは、ブランド史上もっともスリム化されると予想されている。
側面では、サイドエアインテークや、リアクォーターウィンドウ後部と、その後ろのフェンダーにも給気口を配置するなど、プロトタイプから忠実に再現している。プロトタイプの後部は厳重にカモフラージュされていたが、リアスポイラーすぐ下には、左右3個ずつのLEDテールライトを装備、その間にはエキゾーストパイプが配置される。
キャビン内には、フルデジタルインストルメントクラスター、ドライバーズ・インフォテイメントシステムディスプレイのほか、助手席にサードディスプレイが提供されると思われる。
パワートレインは電動化されることが濃厚で、V10エンジンと決別。おそらく電気モーターとV型8気筒エンジンを組み合わせたハイブリッドになることが予想され、レッドゾーンは10000rpm、最高出力は850psと予想されている。これは842psのフェラーリ「296」やマクラーレン「アルトゥーラ」の680psより強力となるのだ。
ウラカン後継モデルのワールドプレミアは、最速で2024年内とみられている。