トヨタ新型スーパーカー「GR GT3」いよいよ市販化へ!V8ツインターボ搭載の情報

トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット
トヨタが2022年1月の東京オートサロンで出典した「GR GT3コンセプト」ロードカーバージョンをカメラが初めて捉えた。パワートレーンは、レクサスが2019年から開発に着手しているとされる新開発のV8ツインターボエンジンが最有力で、カメラマンによると「喉の奥から響く低音」が炸裂していたという。

世界に誇る新スーパーカーの量産化は2026年、価格は3千万円級に

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GR GT3コンセプトは、Gazzo Racingの手により、2024年のデイトナ24時間レースを目指し開発が進められているが、ロードカーバージョン(市販型)も導入される可能性が高いことがわかった。

トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット

トヨタは現在、「GRスープラGT4」と、スーパーGTツーリングカーシリーズ用に設計されたスープラベースのレースカー、レクサス「RC F GT3」など存在するがやや古く、後継モデルの開発が急務となっている。

ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで高速テストを受けているところを撮影したプロトタイプは、カモフラージュでディテールを隠しているが、「GR GT3コンセプト」から大きなインスピレーションを得ており、ボディサイズは、全長4590mm×全幅2040mm×全高1140mm、ホイールベース2725mmというコンセプトとほぼ同じであることがわかった。

長いボンネットを特徴とした開発車両のフロントエンドには、量産型と思われる、鋭く釣り上がるヘッドライトを装備、バンパーには巨大なフロントグリル、角張ったLEDデイタイムランニングライトを備えるほか、アグレッシブなフロントスプリッターを装備している。

トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット
トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット
トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット
トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット

他の主要なエアロコンポーネントでは、後部の大きく開いたディフューザーと、スワンネックの大型リヤウィングだが、コンセプト同様にサイドにエアアウトレットが配置されている。

注目のパワートレーンだが、レクサスが2019年から開発に着手しているとされる新開発のV8ツインターボエンジンが最有力で、カメラマンによると「喉の奥から響く低音」が炸裂していたという。

世界に誇る新スーパーカーが量産化された場合、発売時期は2026年以降で、価格は3千万円超えとなる可能性もあり、レクサスブランドで販売されるとも噂されている。

トヨタ GR GT3 コンセプト
トヨタ GR GT3 コンセプト
トヨタ GR GT3 市販型プロトタイプ スパイショット
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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…