レザーにスエード、アルカンタラもOK!SONAXのクルマにやさしいインテリアクリーナー【CarGoodsMagazine】

盛大に水洗いできる外装と違い、内装掃除は色々と気遣ってしかるべき。なかでも注意すべきは特殊素材を使う例。ただ、専用処方のケミカルを適切に使えば、決して特別な作業は必要ない。ここではその一例をご紹介しよう。

上質さを増す近頃のカーインテリアには、通常の素材とは違う専用の生地が使われるケースが増えている。それは後付けのパーツも同様であり、カスタムメイクとしても一般的になりつつある。
特殊な質感を持つだけに、単に汚れ落としだけといっても、使う液剤には気を遣ってしかるべき。やり方を誤ると、独特の風合いや毛並みを損なうことにもつながる。高級な生地であるほどに、一度与えてしまったダメージは復元も難しいだけに、慎重な対応が必要になるのはいうまでもない。

汚れだけを落として風合いや質感はそのままに

本革はもちろん、スエード調の人工皮革などがその代表例になるだろう。両者共に対応するメンテナーが用意されているので、そこまで身構える必要もない。高級生地対応だけに値こそ張るものの、単なる汚れ落とし効果だけに留まらず、消臭剤が配合されるほか、劣化を防いで風合いを保つ保護効果なども期待できるので、明確な施工感をも得ることができる。

SONAX『エクストリーム アフォウルスタリー&アルカンターラクリーナー(価格:2170円/税込)』
スエード調の人工皮革でもある「アルカンターラ」にも対応する生地クリーナー。シートのみならず、マットやルーフライナーにドア内張りまで、カーインテリア生地についた頑固汚れに力を発揮。消臭剤も配合する。
ムース状になるため、飛び散りを最小限に留められる。濡らした状態のクロスでゴシゴシと擦り、5分ほど待って拭き取れば、汚れ残りはだいぶ緩和。繰り返すことでさらにシミを目立ちづらくできる。
SONAX『エクストリーム レザーケアフォーム(価格:2180円/税込)』
天然蜜蝋成分を配合することで、本革の汚れ落としと共に色艶も復元。革本来の風合いを保つことで、劣化を抑止する保護効果も得られる。色味を問わずシートや革内装全てに対応し、ヒーター内蔵シートに使えることも確認されている。
噴射液は細かく飛散するタイプだが、シートぐらいの広範囲噴射ならそのままのスプレーで行ける。乾いた状態のクロスで伸ばすように拭き取って仕上げ。乗降時によく擦れるサイドサポートの保護にも役立つ。

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