最高出力64psを発揮する660ccターボをラインアップ、新世代「D-CVT」と組み合わせる

ムーブはミラをベースとして1995年に初代が誕生、これまでの最終モデルである第6世代世代は2014年に発売、2023年6月に生産終了となった。本来同年にフルモデルチェンジが計画されていたが、海外向け車両の認証不正の問題により、次期型発表が凍結され、第7世代は2025年4月以降とリスケされている。

スクープ班で制作した予想CGは、入手したリーク画像をベースにされており、ほぼこのデザインで間違いない。
次期型では、最新世代プラットフォーム「DNGA」(ダイハツ・ニュー・グローバルアーキテクチャ)を採用、全高が30mmストレッチされ室内空間が拡大するほか、軽量化、高剛性化や走行性能の向上が図られる。また、リヤドアをスライドドアに変更、利便性もアップしそうだ。
エクステリアデザイン最大の注目はスライドドアだが、ヘッドライトデザインも、従来の台形型から横長のシャープなデザインに変更、グリルと一体型成形にすることで、押し出し感がアップされるなど大幅なイメチェンを図る。サイドやアンダースカート部は、スタイリッシュなエッジの効いたキャラクターラインを採用し、アンダーグリルもデユーフューザーとデザインを共通したラインで迫力アップされると予想される。
キャビン内では、10インチの大型インフォテイメントディスプレイを搭載、ダイハツコネクトにより、クルマとスマートフォンをつなぎ、様々なサービスが利用可能となる。
パワートレーンは、最高出力55psを発揮する、自然吸気の660cc直列3気筒エンジン、および最高出力64psを発揮する660ccターボエンジンをラインアップ、新世代「D-CVT」と組み合わされる。2回点火の「マルチスパーク」を採用することで燃費向上も図られるほか、燃費も1割り程度向上すると予想される。
ムーブ次期型のワールドプレミアは、最速で2025年4月、遅くとも夏までに登場すると思われる。


