カー用品大手「イエローハット」で保護猫譲渡会!? 「イエローキャット」が期間限定オープン!!「全国交通にゃん全運動2025」実施!

カー用品専門店のイエローハットは「猫の日」である2025年2月22日(土)に向け、今年で7年目となる猫を交通事故から守るための「全国交通にゃん全運動」キャンペーンを実施。あわせて、イエローハット店舗に期間限定で保護猫譲渡会場「イエローキャット」を設置。保護猫の里親縁組を支援する。

イエローハットの交通安全運動

黄色い帽子のマークでおなじみのカー用品店「イエローハット」。

イエローハットの社名とロゴは、小学生が通学時に被る黄色い帽子に由来しており、自動車産業にあって「交通安全」を切に願う思いが込められているという。それだけに、イエローハットでは交通安全運動の啓蒙活動に力を注いできた。

株式会社イエローハットの堀江康生代表取締役会長と「ハットにゃん」。ハットにゃんは人とクルマが安心して暮らせる社会を願って作られたイエローハットのオリジナルマスコットキャラクターだ。

路上で命を落とす猫の数は22万3366頭!? 殺処分の24倍!

NPO法人「人と動物の共生センター」による「全国ロードキル調査2024」によると、2024年に道路上で死亡した猫は22万3366頭と推定されており、これは殺処分の実に24倍にあたる数字。把握されていないものも含めれば、さらに多くなると思われる。

保護猫

また、避妊去勢施制度などの助成制度の整備状況と遺体回収数には相関関係が見られ、保護猫活動がロードキルの削減に一定の効果があると考えられている。

7年目を迎えた「全国交通にゃん全運動」

イエローハットは交通安全の取り組みの一環として、2019年から「全国交通にゃん全運動」を展開。路上で事故に遭いやすい猫の性質をドライバーに伝えることで、人間だけでなく猫も安全なクルマ社会を目指し、毎年様々な趣向を凝らして運動を展開している。

2020年
2022年
2023年
2024年

事故を減らすために外をうろうろする猫の数自体を減らせれば……という観点から、イエローハットは保護猫団体への寄付を実施している。2025年はそこからさらに踏み込んで、イエローハット店舗での保護猫譲渡会も実施されることになった。

保護猫譲渡会「イエローキャット」

イエローハット新山下店(神奈川県横浜市中区新山下1丁目17−39)の駐車場特設スペースに「触れ合いブース」と「ケージブース」を設置。約100頭の保護猫の里親をマッチングする。

会場の譲渡会ブース。左が「ケージブース」、右が「触れ合いブース」となっている。

会場の発表会にはイエローハット代表取締役会長の堀江氏と、保護猫喫茶「にゃんこ亭」から畔柳敬一氏が登壇。「イエローキャット」の意義や目的を語った。

保護猫喫茶「にゃんこ亭」の畔柳敬一氏(左)とイエローハットの堀江康生代表取締役会長(右)。

保護猫譲渡会は全国各地で開催されてはいるものの、動物を施設内に入れることに難色を示されることも少なくなく、意外と会場探しは難しいという。そこで今回、保護猫活動に力を入れているイエローハットが広い駐車場を会場として用意することで保護猫譲渡会「イエローキャット」が実現した。

「イエローキャット」の保護猫。

発表会では「触れ合いブース」が報道陣に公開され、実際に保護猫の様子を見たり触れ合うことができた。保護猫というと保護されるまで過酷な環境にあったことも少なくなく、人に慣れていないイメージがあるが、今回集まった保護猫は保護猫喫茶「にゃんこ亭」で過ごしてきたこともあり、とても人に慣れているように感じた。

「触れ合いブース」の保護猫の様子。色々なおもちゃも用意されており、保護猫と触れ合うことができる。

また、保護猫譲渡会というと兎角厳しいイメージもあるが、それも良からぬ目的で訪れる人間がいるため。もちろん「イエローキャット」でも「動物を飼える環境に住んでいるのか?」「動物と暮らしていける収入があるのか?」を最低限の条件として、あとは会場でのコミニュケーションを通じて里親のマッチングを行う旨を畔柳氏から説明があった。

発表会での保護猫はとても人に慣れている様子だった。

「イエローキャット」は2月20日(木)・21日(金)・22日(土)の3日間限定で、午前10時から午後5時までで開催される。

保護猫譲渡会「イエローキャット」
会場:イエローハット新山下店(駐車場特設会場)
所在地:神奈川県横浜市中区新山下1丁目17−39
開催日:2月20日(木)※・21日(金)・22日(土)
開催時間:10:00(2月20日は14:00)〜 17:00
協力:株式会社にゃんこ亭(一般社団法人にゃんこ亭)
※2月20日は終了

猫も遊べるアプリゲームで募金「猫パンチ募金」

また、「全国交通にゃん全運動2025」の一環として、人間も猫も参加できるアプリゲーム「猫パンチ募金」が今年も2月17日(月)〜24日(月)の期間で実施。これは、保護猫活動のための募金をルーレットゲーム形式で楽しめるもので、発表会ではゲームの操作を堀江会長が実演してみせた。

「猫パンチ募金」は実際に猫パンチで寄付金額が決まる猫モードと、人間が操作する人間モードが用意されている。
猫用モードを選ぶと……。
実際に猫にルーレットをタッチしてもらい……。
寄付金額が決定する。
人間用モードを選ぶと……。
画面内に猫がやってきて……。
ルーレットをタッチ!
金額が決定する。

募金目標金額は500万円。「猫パンチ募金」で集まった金額は、イエローハットから保護猫・動物愛護団体へと寄付されることになる。

店頭キャンペーンも実施中

2025年2月17日(月)〜24日(月・祝)までの期間で、「全国交通にゃん全運動」に賛同する人はイエローハット店舗で買い物をすると、壁紙や机に貼って剥がせるウォールステッカーを
全国先着6万8000名にプレゼントしている。

ウォールステッカー

さらにイエローハット全店舗で、2000円以上(税込)購入した際に、無事故・無違反証明書又は運転記録証明書を申込むと発行される「SDカード」を提示すると「ハットにゃんプラカップ」または「BOXティッシュ」どちらか1個が貰える。

SDカード
ハットにゃんプラカップ/BOXティッシュ

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