ロードノイズを12%低減して静粛性を増したプレミアムタイヤ!ブリヂストン『レグノGR-XⅢ』【カーグッズ・オブ・ザ・イヤー】

プレミアムタイヤの代名詞として知られるブリヂストンのレグノが、新たな進化を遂げた。最新作「GR-XIII」は、初代から受け継がれる優れたバランス性能をさらに磨き上げ、新たな挑戦にも取り組んだ意欲作となる。

新たな領域に達した静粛性能

モデルチェンジの中核を担うのが、ブリヂストン独自の技術基盤「ENLITEN」。基本性能を高めつつ、タイヤごとにカスタマイズを施すこの最新テクノロジーにより、「GR-XIII」は静粛性、快適性、走行性能、環境性能を高次元で融合させた、まさに革新のタイヤとなっている。

全方位に渡って従来モデルを上回る進化を遂げたRIDGESTONE『REGNO GR-XⅢ(価格:2万6730円〜11万3960円/税込)』。エッジを効かせて次なるステージに突入した。

まず注目すべきは、より深みを増した静粛性。ロードノイズ(低周波)の低減に成功し、特に荒れた路面での耳障りな音を従来比で12%削減。単に音量を下げるだけでなく、音そのものを気になりにくくする工夫が施されており、快適性の新境地を切り開いている。

ゴムから構造まで全方位で進化

さらに走行性能も大幅に改良。タイヤの骨格を構成するケースラインを最適化し、構造を見直すことで、レーンチェンジやコーナリング時のふらつきを抑制。しなやかで安定感のある走りを実現している。これにより、長距離ドライブでも疲れにくく快適な乗り心地が提供されるというわけだ。

タイヤの骨格というべきケースから設計が見直されたGR-XⅢ。ショルダーからサイドウォールにかけてのゴムの厚みも薄くして軽量化。従来比で約10%、18インチでは約1kgも軽くなっている。

また、環境性能にも配慮。タイヤの軽量化を進め、燃費性能を向上させるとともに、資源の節約にも貢献している。これにより、地球環境に優しいサステナブルなタイヤとしての側面も備わっている。

次世代のドライビング体験を提供

「GR-XIII」は、ただのタイヤではない。静粛性、快適性、走行性能、環境性能を極限まで追求し、プレミアムタイヤの理想を体現した希有なる存在といえる。
次世代のドライビング体験を提供する、新生レグノの走りをぜひ一度体感してほしい。

車重が重く、ボディ剛性も高いEVやハイブリッドの普及にいち早く対応。静かで快適、そして走りも上質なプレミアムタイヤに仕上げられた。

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