ヤマハ発動機が静岡県森町と地域活性化に関する包括連携協定を締結。マウンテンバイクなどの活用で交流人口増加を目指す

ヤマハ発動機は3月31日、静岡県周智郡森町と「地域活性化に関する包括連携協定」を締結した。この協定は、両者が多様な分野で包括的な連携と協力関係を築き、双方の資源を有効活用した協働事業を推進することで、活力ある個性豊かな地域社会の形成・発展および地域活性化を図ることを目的としている。なお、期間は2025年3月31日から2026年3月31日までで、その後も適宜協議により更新される予定だ。

森町が誇る豊かな自然環境や歴史・文化などの魅力を最大限活かし、幅広い人々がマウンテンバイクに親しめる場づくりに取り組む

森町には、電動アシスト自転車の心臓部であるドライブユニットの生産拠点が所在し、「PASのふるさと森町」と呼ばれている。

この協定に基づき、ヤマハは森町が誇る豊かな自然環境や歴史・文化などの魅力を最大限活かし、幅広い人々がマウンテンバイク(電動アシスト付き車両含む)に親しめる場づくりに取り組む。

自然のなかで楽しむマウンテンバイク文化の普及を通じて、地域の交流人口増加や活性化に寄与するとともに、山や森林へのアクセスを促進し、自然の魅力に関心を高める機会を増やしていく考えだ。さらに山道の整備や保全にも貢献し、中山間地域が抱える課題の解決までつなげることを目指す。

■連携および協力内容
(1)「PASのふるさと森町」および「eBikeのふるさと森町」の推進に関すること
(2)自転車(マウンテンバイク等)を活用した取組に関すること
(3)地方創生の取組に関すること
(4)防災・減災に関すること
(5)地域振興・産業振興に関すること
(6)デジタルを活用した取組に関すること
(7)山道の利活用も含めた森林保全に関すること
(8)青少年の育成・教育に関すること
(9)前8号に掲げるもののほか、前条の目的を達成するために必要な事項に関すること

ヤマハ発動機公式サイト

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