航続距離を延長・オーバー285マイル(459km/h)に!

ソルテラは、トヨタ「bZ4X」の姉妹車として、2022年に発売されたCセグメント完全電動クロスオーバーSUVだ。

電気クロスオーバー市場は急速に進化しており、スバルは競争に勝ち残るために大幅な進化を魅せる。
2026年型ソルテラは、前モデルに比べてスタイリング、テクノロジー、メカニカルなアップグレードが施されている。
全面的なフェイスリフトにより、最近アップデートされたトヨタ「bZ4X」との差別化を図るとともに、走行距離や利用可能な機能の面で競争力を高めている。
まずエクステリアだが、完全再設計され、よりスリムになった6連LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトと、控えめなグリルにより、すっきりとした統一感のあるフロントエンドが採用されており、大型のスバル「トレイルシーカー」と一部デザインを共有している。
また、かつては物議を醸したプラスティック・クラッディングが、現在はボディカラーと同じ色に塗装されており、全体的なデザインに顕著な違いをもたらしている。スバルは、ツートンカラー構成も利用可能になると発表しているが、公式画像ではまだ公開されていない。
側面とリアセクションは、2022年から販売されている現行モデルからほぼ引き継がれている。
唯一の例外は、直径18インチまたは20インチの新しいホイールデザイン、テールゲートの新しいスバルのロゴだ。
内装のハイライトは、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応した新しい14インチのインフォテインメント・タッチスクリーンで、ワイヤレス充電器、USB-Cポート、スバルアイサイトスイートの幅広いADASも標準装備されている。
もちろん、EVの競争力を高めるには機械的なアップグレードがさらに重要となる。
2026年型では、航続距離は1回の充電で285マイル(459 km)を超え、前モデルに比べて25%の向上を実現している。これは、床下に搭載された新しい 74.7 kWhリチウムイオンバッテリーパックのおかげで可能になっている。
スバルによれば、150kWの充電器に接続すると、バッテリーは35分以内に10~80%まで充電できるという。さらに、ソルテラには、寒冷気候での充電効率を高めるバッテリー事前調整システムが搭載され、北米充電基準(NACS) ポートも備え、テスラ・スーパーチャージャー・ネットワークへのアクセスが可能になった。
さらにパワートレインも大幅にアップグレードされ、リアの電動モーターを強化、動力配分も改善されている。合計出力は343ps/252kWで、前モデルの218ps/ 160kWから大幅に向上している。この追加パワーにより、5 秒以内に0〜60 mph(0~97 km/h)まで加速できる。
ドライバーはX-Modeシステム(Snow/Dirt および Deep Snow/Mud 走行モード)、グリップコントロール、ダウンヒルアシスト・コントロール、および8.3インチ(211 mm)の地上高を利用できる。また、新しいAWD 設定に加えて、ハンドリングを向上させるためにサスペンションと電動パワーステアリングも調整されている。
価格と詳細な仕様については、市場投入が近づいたら発表される予定となっている。


















