
上海モーターショーでアウディは、新型A5L、A5L Sportback、Q5L、A6L e-tronのなど5台のエクステンデッド・ホイールベースモデルを公開予定だが、その目玉となるのが、E5スポーツバックだ。

この夏発売予定の公道仕様は、クーペデザインを採用した中型EVだ。同社は詳細をあまり語っていないが、公式リークされたプロトタイプでは、コンセプトモデルに酷似したフロントエンド、流線型のボディワーク、フラッシュマウントのドアハンドルなどが見てとれる。これらに加えて、デジタルバックミラーとルーフに取り付けられたライダーセンサーと思われるものも搭載されている。また、コンセプトでは、おなじみのブランドエンブレムの“フォーリングス”が配置されていなかったが、量産型でどうなるのかも注目される。
公式発表はされていないが、ボディサイズは全長191.7インチ(4870mm)で、新型A6よりも4.8インチ(122 mm)短くなるものと予想される。
量産型では、アドバンスド・デジタル・プラットフォームが採用される予定で、昨年のコンセプトを踏襲したパワートレインが搭載される可能性がある。その場合、最高出力775ps/570kW最大トルク800Nmを発揮するデュアルモーター全輪駆動システムが搭載されることになる。これにより、0〜62mph(0〜100km/h)まで3.6秒で加速、100kWhのバッテリーパックによりCLTC航続距離は435マイル(700km)に達する。







