ジープ・ラングラーをロックオン!キア「タスマン」SUV化計画

キア タスグラー SUV 予想CG
キアはスマン中型ピックアップトラックをベースに、頑丈なオフロードの雰囲気を少し加えたウィークエンダーコンセプトを発表したばかりだが、ホイールベースの短いオフロードSUVバージョンを計画しているという噂を入手、早速予想CGが制作された。

ジープ「ラングラー」と「タスマン」からインプレッションを得て、「タスグラー」に

キア タスグラー SUV 予想CG

お馴染みデザイナーのTheottle氏から提供された予想CGは、ライバルとなるジープ「ラングラー」と「タスマン」からインプレッションを得て、「タスグラー」と名付けられた。

キア タスグラー SUV 予想CG

タスグラーは、ジープのロポーションを反映しており、取り外し可能なハードトップを備え、コンバーチブルに変身する。車体はタスマンからヒントを得ているが、ブランドの現在のスタイリングの方向性に沿った、よりクリーンでモダンなデザインが特徴だ。

フロントエンドでは、バンパーとフロントグリルがマッチ、プラスチックの大型フェンダーは、悪路を走破する準備ができているようだ。

箱型のLEDヘッドライトとテールライトはタスマンからそのまま流用されているが、リヤエンドでは、スペアタイヤの「KIA」バッジを見なければフェイリフトされたジープ「ラングラー」と区別がつかないほど酷似している。

キアが、ジープ「ラングラー」やフォード「ブロンコ」と並んでオフロードSUV 市場に参入するのを期待したいところだが、そう容易いものではない。タスグラーのようなものを開発するには、タスマンのラダーフレーム構造を全面的に見直し、内装と外装の両方を完全に作り直す必要があるからだ。

ただし、コンセプトカーで登場する可能性もあり、その反響次第では、同社が本気で開発に着手する可能性がないとは言えない。

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著者プロフィール

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…