直射日光は非常に危険だ。真夏でなくても短時間の駐車で車内は50℃を超えることがあり、熱中症など命に関わることも。簡単にできる対策としては車内の空気を入れ換えて、カーエアコンの温度設定を最低にして全開! が効果的だが、さらに遮光や遮熱など、クールダウンをサポートするアイテムを用意すればより効果的に車内を冷やせる!
まずは車内の空気を入れ換えて効率的に循環させる
これからだんだんと暖かくなり、ゴールデンウィークの頃はまさにドライブ日和。旅やレジャーの計画を立てている人も多いと思うが、これからの季節、特に注意しなければならないのが直射日光による暑さ対策だ。気温が20℃前後でも、直射日光が当たる場所にクルマを駐めておくと、1時間も経たないうちに車内の温度は50℃を超えることがあるのだ。
対策としては、熱くなった車内の空気を外気と入れ換えて、カーエアコンで車内を冷やすというのが一般的だが、道の駅やオートキャンプ場などで車中泊する場合には、エンジン始動NGがほとんど。カーエアコンに頼らず車内の温度を下げる工夫が必要になってくるのだ。
そこでぜひ活用したいのが、車内の空気循環に有効な扇風機。充電式やDC12V、USB電源など電源の供給方法は様々だが、いずれも比較的省電力なので、小型のポータブル電源を用意しておけば長時間稼働させることも可能なのだ。
EXEA『クリップタフネスファン EE-114(実勢価格:5980円/税込)』は、アシストグリップなどに挟むことができる大型クリップを採用した大型のUSBクーリングファン。
給電ケーブル途中のリモコンで風量を調整でき、上部のボタンで3段階の風量、黄色いボタンは約30秒間の超強風ブーストモードで車内を一気にクールダウンしてくれる。
もっとも熱が侵入しやすいフロント・サイドウインドウをガード
次に重要なポイントが“遮光・遮熱”である。もっとも熱が侵入しやすいフロントウインドウにはサンシェード、サイド・リヤウインドウにはカーテンを設置すれば、直射日光による温度上昇をある程度抑えることができる。また、UVカットタイプのカーテンなら紫外線による日焼けや肌のシミを抑えることができ、車内が見えなくなるので防犯アイテムとしても有効なのだ。
ちなみにサンシェードは前が見えなくなるので当然だが、走行中の運転席および助手席のサイドウインドウへのカーテン設置はNG。正しく安全に使用することを心がけよう。
SEIWA『楽らくマグネットカーテンL/LL・Radi-Cool Z121/Z122(実勢価格:各2580円/税込)』は、自然現象である“放射冷却現象”を人工的に再現する最新の冷却素材「ラディクール」を採用した車内用カーテン。LとLLの2サイズ。
UV紫外線カット率は99.9%以上、遮光効果は99.99%以上、遮熱効果は60%以上という徹底ガード。カーテンのフチ部分には強力なマグネットが内蔵されており、設置も撤去も簡単に行える。
Bonform『グラファイトシェード傘型(価格:S・2480円、M・2580円、L・2780円/税込)』は、表面にカーボン調の模様を施した展開・収納がワンタッチで行える折りたたみ傘型サンシェード。サイズはS・M・Lの計3種類。
展開は折りたたみ傘と同様。柔らかで内装を傷付けにくい、フレキシブルタイプのシャフトを引っ張るだけで傘のように広がる。
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