ホンダが新型ステップワゴンを初公開! 「エアー」と「スパーダ」の世界観の異なる2タイプを設定。正式発表・発売は今春の予定

ホンダは1月7日、この春に発表・発売予定の新型「ステップワゴン」のオンラインジャパンプレミアを実施し、「#素敵な暮らし」をグランドコンセプトにデザインを刷新したふたつのタイプ、「STEP WGN AIR(ステップワゴン エアー)」、「STEP WGN SPADA(ステップワゴン スパーダ)」を初公開した。

グランドコンセプトは「♯素敵な暮らし」。さまざまな目的に応えることで使う人に素敵な暮らしを提供できる存在へ

写真左から「ステップワゴン エアー」、「ステップワゴン スパーダ」

ホンダは、新型ステップワゴンで、エクステリアをシンプルでクリーンなデザインとすることで、家族それぞれのライフスタイルを素敵に引き立てる存在となることを目指した。インテリアは、どの席からも開放感のある視界が得られることで、爽快で居心地の良い空間を実現した。

写真左から「ステップワゴン エアー」、「ステップワゴン スパーダ」

また、ユーザーの生活スタイルに合わせられるよう、シンプルで親しみを感じるデザインの「ステップ ワゴン エアー」、精悍さやスタイリッシュさを感じるデザインの「ステップ ワゴン スパーダ」の2タイプを設定。それぞれで異なる世界観を表現した点も特色。

さらにステップ ワゴン スパーダには、質感を高め、機能を充実させた派生モデルとして、「STEP WGN SPADA PREMIUM LINE(ステップ ワゴン スパーダ プレミアムライン)」を設定している。

グランドコンセプトは「♯素敵な暮らし」。新型ステップワゴンは、家族のためにしてあげたいことや自分のためにしたいことなど、さまざまな目的に応えることで、使う人に「素敵な暮らし」を提供できる存在となることを目指し、開発された。

水平基調のデザインによるノイズレスな視界で、車両感覚のつかみやすさや、乗り物酔いしにくい工夫など、クルマを使うことへの「安心」を高め、全席で快適に過ごせる開放された室内空間がもたらす「自由」との両立を実現した。

ステップワゴン エアー

スタイリングから「安心」が感じられるように、エクステリアでは乗員の居心地や視界とのバランスを取りながら、ベルトラインの高さを従来に対して上げることで、ボディの分厚さを表現しているのが特徴。

ステップワゴン スパーダ

「ステップワゴン エアー」は、クリーンでシンプルなデザインに細いメッキモールをさりげなくあしらい、上質感を表現。一方「ステップワゴン スパーダ」は、リヤに向けて伸びやかな流れをイメージできる造形としながらも、ワイドかつ重厚なフロントグリルと、ボディ下端全周に配置したダーククロムメッキモールにより、より力強く品格ある佇まいが表現された。

ステップワゴン スパーダ
ステップワゴン スパーダ

インテリアは歴代モデルで築いてきた「家族のための大空間」を進化させ、自分の家にいるような居心地の良さと、新たな使い方が見つかる自由な空間を実現。「ステップワゴン エアー」は温かみのあるカラーを用いた明るい室内でリビングのように過ごせる空間に、「ステップワゴン スパーダ」は、スタイリッシュな印象を与えるダークトーンのカラーで上質な室内空間に仕上げられている。




2列目シートはロングスライド機構を採用
キャプテンシート

さらにミニバンの新たな価値として、ホンダは乗り物酔いのしにくいクルマを目指した。水平基調でノイズレスなデザインによって乗る人の視野を安定させ、乗り物酔いを起こしにくくすることに貢献。また、シート表皮には撥水撥油加工を施し、掃除しやすい素材が採用された。

パッケージングの面では、家族の成長に合わせた多彩な使い方ができるよう、乗る人が自由に居場所を選べるシートアレンジを採用した。2列目シートは、前後へのロングスライドだけでなく左右にもスライドできる構造とされた。これにより、例えば小さな子どもは1列目から目の届きやすい場所に、成長とともに適度な距離感を持って座るなど、柔軟で自由な使い方が可能となる。3列目シートは、好評を得ている床下収納はそのままに、着座位置を高くし、前方のシート、ヘッドレストの形状を変更したことで開放的な視界を実現。シートクッションの厚みも増すことで、3列目においても快適な座り心地を実現している。

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