ハイグリップタイヤの多くは国産スポーツカーをメインターゲットとしているが、最新のアドバン・ネオバAD09もそれは同様。アドバンカラーをまとった新型トヨタGR86と、FDJ2に参戦する先代トヨタ86にアドバン・ネオバAD09が装着されており、ドリフトにおいても速くコントロールしやすいハイレベルなパフォーマンスを予感せずにはいられない。
ハイパフォーマンスタイヤ「スポーツV107」は、スタディがチューニングしたBMW M4のほか、ポルシェ911カレラにも装着され、欧州の高性能スポーツモデルを目インターゲットとするその位置付けが示唆されていた。
横浜ゴムブースではSUV用タイヤ「ジオランダー」シリーズも数多く展示されていたが、その装着イメージとして持ち込まれたのは、軽トラック・バンのカスタマイズに焦点を当てた「ジオランダーX-AT」を装着するキャンパー仕様のホンダN-VAN。その佇まいはタイヤも装着車両も他のものとは大きく異なり、小柄な癒やし系といった雰囲気だが、じっくり見れば見るほど、「これはアウトドアでもタフに使える本格派だ」と感じられた。