スバルの北米販売は、苦境から脱していない。3月の販売台数は前年同月比マイナス34.1%の4万3322台。また、1-3月の累計販売台数も13万2346台となり、2021年第1四半期と比較して17.5%減少している。
スバルの車両供給は、業界の多くが影響を受けている半導体不足とサプライチェーンの問題により、引き続き影響を受けている。
2022年3月北米販売台数
フォレスター 6572台(前年同月比-68.7%)
インプレッサ 2329台(-36%)
WRX/STI 204台(-91.1%)
ASCENT(アセント) 4047台(-20.8%)
レガシィ 2611台(+12.3%)
アウトバック 13808台(-19.0%)
BRZ 291台(+20.8%)
Crosstrek 13460台(-4.3%)
TOTAL 43322台(-34.1%)
3月の販売台数は、アウトバックが1万3808台、Crosstrek(XV)が1万3460台でトップとなった。2022年3月のレガシィは12.3%増、BRZは2021年3月と比較して20.7%増となった。
アウトバックとCrosstrekは健闘しているが、主力車種のフォレスターの不調が大きく影響している。
SOA社長兼CEOのトーマス・J・ドール氏は、「スバル全体では、サプライチェーンの問題にもかかわらず、車両需要に対応するために懸命に取り組んでいます」と述べている。
2022年1-3月北米販売台数
フォレスター 31358台(前年同月比-34.3%)
インプレッサ 8788台(-3.6%)
WRX/STI 576台(-89.7%)
ASCENT(アセント) 14698台(+1.6%)
レガシィ 5520台(-12.5%)
アウトバック 32972台(-20.6%)
BRZ 971台(+66.5%)
Crosstrek 37463台(+6.5%)
TOTAL 132346台(-17.5%)