4月14日に先行公開されたばかりのシビックe:HEVには、新開発の2.0L直4直噴エンジンと、シビック専用に開発したという次世代の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」が組み合わせて搭載される。
1.5Lターボ車に対し外観上の変更点は少ないため、車名プレートやエンブレムがなければそれが発売前のe:HEVと気付くのは容易ではないが、それを察知した来場者は実車以上に、技術の詳細が記されたパネルに興味津々のようだった。
1月の東京オートサロンで実車が公開されて以降、特にスタイリングに対する評価が高く、すでにガソリン車・ハイブリッド車とも納期が5ヵ月以上に達している新型ステップワゴンは、ナチュラル志向の「エアー」とエアロ仕様「スパーダ」のいずれも展示。また「エアー」はカットモデルも別途公開され、その上質かつ広々として快適な室内空間が体感できるようになっていた。
そのほか、フィットe:HEVの特別仕様車「カーサ」に加え、自動車ジャーナリストの石井正道さん、桂伸一さん、橋本洋平さんが出場した、もてぎEnjoy耐久レースの参戦車両も展示。後者は2020年からの参戦実績に加え、市販モデルとのスペックの違いも公表されており、3年間の活動を通じて得られたノウハウを今後のフィットの開発にフィードバックしていく計画が強くアピールされていた。