目次
前側方接近車両検知(FCTA)
ドライバーモニタリング
〈運転席まわり〉クラスを超えた上質感の中に宿る操作性の最適解を求めたレイアウト
ステアリングスイッチでの注目は、レーンキープアシストシステムのスイッチが組み込まれたこと。従来はマツダコネクト内の車両設定でしかできなかったオン/オフが、手元で切り替え可能に。
ハンドル越しに表示が見やすいワイパー/ウインカーレバー。2020年からのオートライト法制化に対応し、操作後にAUTOへ自動で戻る設計が新しい。
各種インフォメーション
ガソリン車に備わるSPORTモード
「ドライブセレクション」と呼ぶ走行モード切り替えスイッチは、「標準」と「SPORT」の2パターン。アクセル操作の反応が良くなり、シフト制御が高回転寄りに。
〈ナビ・AV・空調〉システムが刷新されたマツダコネクトを搭載
Boseサウンドシステム
〈居住性&乗降性〉すべての調整機構を見直して調整幅を拡大したフロントシート
〈前席〉昨今のハッチバックは着座位置を高めにする傾向だが、MAZDA3は低くてスポーティなポジションにも調整可能。一方でハンドルの前後調整を10㎜増した70㎜とし、電動調整シートだけでなく全車ともシート前端の角度調整機能を備えるなど調整範囲の広さも自慢だ。
〈後席〉後席の印象はセダンとファストバックで大きく異なる。後者は頭上(後方)のクリアランスが狭く、サイドウインドウも小さめなので空間自体に問題はないが若干の閉塞感がある。シートは人が座る部分を抉ることで、身体がブレないようにつくられる。中央席のベルトは背もたれに内蔵。
セダンの後席
注目装備
携帯するだけでエンジン始動までできるキーは、MAZDA3から新デザインに。楕円形から四角い形状になった。
〈室内の収納スペース〉細かい配慮とともに充実した収納
〈大型ラゲッジルーム〉大型スーツケースは2個積める
容量は334ℓで、このクラスとしては気持ち狭め。後席を畳まないとゴルフバッグを積むことができないが、1週間程度の旅行用と言われる67ℓサイズのスーツケースは2個載る。
背もたれを倒すだけで後席を拡大可能。本来の荷室床と倒したシート部分の間には30㎜ほどの段差が生じる、背もたれは水平ではなく後方を下に傾斜が残る。
セダンのラゲッジスペース
5ドアよりも大幅に広く、容量は450ℓ。奥行きは1mを超えるのだから見事だ。ゴルフバッグは2個を横積みできる。67ℓサイズのスーツケースは3個積載可能だ。
最大部分の左右幅も5ドアより広い1300㎜を確保。床面は右側のみ段差があり、わずかに高くなっている。トランクスルーも可能で、その際はクラスを超えた広さ。