目次
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テスラについて
テスラとは、アメリカの自動車メーカー・クリーンエネルギー企業です。電気関連の発明家ニコラ・テスラに敬意を表してつけられたメーカー名から想像できるように、2003年の設立時よりバッテリー、ソーラーパネル、そしてEVの開発・生産を行ってきました。
アメリカのエネルギー問題、しいては世界中のエネルギー問題を解決するべく、エンジニアのマーティン・エバーハードとマーク・ターペニングがテスラ・モーターズを設立。2004年にイーロン・マスク主導により750万米ドル(2004年当時のレートで約7億7000万円)の資金調達に成功し、2005年には、ロータス・エリーゼのシャーシを用いたプロトタイプを発表。以後もGoogle共同設立者であるサーゲイ・ブリンやラリー・ペイジなど、数多くの企業家からの投資を集め、2008年に初のEV・テスラ・ロードスターを発売しました。
テスラが人気の理由・おすすめポイント
世界中のメーカーがEVの開発・生産に乗り出していますが、テスラの人気は群を抜いており、世界中でオーナーが増え続けています。いったいテスラにはどんな魅力があるのでしょうか。
- EV専業メーカーとして注目される
- シンプルで近未来を感じさせるデザイン
- 最先端を行くレザーフリーな内装
- 扱いやすくわかりやすい運転支援システム
- コスパに優れるモデルもリリース
EV専業メーカーとして注目される
ガソリンエンジン車両を作り続けてきた数多くのメーカーが、EVの研究開発は進めるものの市販化に二の足を踏み続けてきたなか、テスラはEV専業メーカーとして2008年から市販EVを販売してきました。
現在はSUV、超高級スポーツセダンなどラインナップも整ってきて、自分のライフスタイルに合わせた1台が選べます。
シンプルで近未来を感じさせるデザイン
いかついフロントライト&フロントグリルで周囲を睥睨するような車両デザイン全盛時代ですが、テスラの各モデルは切れ目のライトに上部はグリルレス。スマートな印象にまとまっています。ボンネット内に熱源となるエンジンがないため、バッテリー冷却用のラジエーターはエンジン車よりもコンパクト。ゆえに、細身のロアグリルから入る空気だけで、十分なのです。
最先端を行くレザーフリーな内装
テスラの中核モデルとなるモデル3には、インテリアにレザーを使わないモデルが選べます。高級感を醸し出すレザーをなくした理由は、ヴィーガン仕様とするため。SDGsを強く意識する層にアピールするモデルに仕上げています。実際に使われている素材は石油を使わず、植物性樹脂を用いた最新のヴィーガンレザーとのことで、サステナブル性も重視しています。
扱いやすくわかりやすい運転支援システム
自動車メーカー各社がアピールしている先端運転支援システムですが、テスラはこの分野でも1歩先を行きます。15インチ超のセンターディスプレイを活用して、目視できない周囲の状況も把握しやすいUIを採用。また複数台のカメラと強力なビジョン処理により360度の視界と、前方は最長250m、後方も最長100mまで認識してくれます。
コスパに優れるモデルもリリース
現在のエントリーモデルであるモデル3の価格は579万円~ですが、国によるCEV補助金が65万円、東京都の場合はさらにZEV補助金として45万円、計110万円の補助金を受けることができます。つまり469万円~で購入可能です。また今後はモデル3の下位モデルとなる、より安価なコンパクトモデルが投入予定されています。
テスラおすすめ人気車種ランキング4選
以下では、テスラおすすめ人気車種をランキング形式で紹介します。
人気1位:テスラ モデル3
現時点でもっともリーズナブルなテスラです。とはいえ、いわゆるファミリーカー、コンパクトカーとは異なります。ボディの横幅は1849mm。さすがアメリカ車というべきグラマラスサイズです。1モーターのRWD、2モーターのロングレンジ/パフォーマンスが用意されています。RWDでも十分な動力性能をもっていますが、パフォーマンスは高級スポーツカーに匹敵する加速力を実現。スマートに見えて、実はマッスルカーの要素ももっているのです。
車種 | テスラ モデル3 |
---|---|
グレード | パフォーマンス |
バッテリー | ロングレンジ |
加速 | 3.3秒で時速100km(ロールアウトを差し引いた値) |
航続距離(国土交通省審査値) | 605km |
駆動方式 | デュアルモーターAWD |
シート | 大人5人 |
ホイール | 20インチ |
重量 | 1,850kg |
収納 | 649リッター |
ディスプレイ | 15インチ センター タッチスクリーン |
スーパーチャージャー | 従量課金制 |
価格 | 579万円〜 |
公式サイト | テスラ モデル3 公式サイト |
人気2位:テスラ モデルS
0-100km/hの加速時間は2.1秒、最高速322km/hという、圧倒的な動力性能を持つグレードも用意されている、テスラのフラッグシップモデルです。2012年より販売されているモデルですが、時代とともにリニューアルを繰り返しており、常に最新のEV技術を体感できます。
非円形で航空機のようなハンドル、ボタン類をなくして17インチのセンタータッチスクリーンで操作、シンプルでモダンな内外装はいずれも、近未来感あふれるもの。4ドアセダン(実際には5ドアハッチバック)の最新スペシャリティーカーとしての存在感を際立たせています。
車種 | テスラ モデルS |
---|---|
航続距離 | 652km(推定値) |
最大出力 | 670馬力 |
ホイール | 19インチまたは21インチ |
収納 | 793リッター |
加速 | 3.2秒 0-100km/h |
最高時速 | 250km/h |
空気抵抗係数 | 0.208Cd |
重量 | 2,069kg |
パワートレイン | デュアルモーター |
スーパーチャージャー最大出力 | 250kW |
価格 | 1,200万円〜 |
公式サイト | テスラ モデルS 公式サイト |
人気3位:テスラ モデルX
テスラ初のSUVがモデルXです。同車の最大の特徴は、後部ドアがファルコンウイングドアであること。周囲の状況を常に確認しており、狭い場所ではドアが大きく広がらないように羽を縮めながら開きます。車体横30cmの隙間があれば乗り降りできます。
フロントガラスの面積が広く、前席に座っていると視界いっぱいに空が広がります。開放感においてはガソリン車を含めてもトップクラスです。
シートは3列7人乗りも選択可能。シートを畳めば、最大で2577リットルのラゲッジスペースとなります。
車種 | テスラ モデルX |
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航続距離 | 560km(推定値) |
最大出力 | 670馬力 |
ホイール | 20インチまたは22インチ |
牽引 | 2,268kg |
シート | 7人まで |
加速 | 3.9秒 0-100km/h |
最高時速 | 250km/h |
空気抵抗係数 | 0.24Cd |
重量 | 2,352kg |
パワートレイン | デュアルモーター |
スーパーチャージャー最大出力 | 250kW |
価格 | 1,300万円〜 |
公式サイト | テスラ モデルX 公式サイト |
※表示スペックは米国仕様です
人気4位:テスラ モデルY
モデル3をベースにしたSUVといった立ち位置にあるのがモデルYです。全長4751mm、全幅1921mmと大振りなボディで、モデル3よりもユーティリティ性を高めました。
シートは2列・5人乗り。リアシートは折りたたんでフラット状態にすることも可能です。ラゲッジスペースは854~2041リッターと極めて広く、フロントボンネットやラゲッジボードの下にも収納スペースがあります。車内から空の景色がのぞけるパノラマルーフも広々としており、EVならではの静粛性もあって心地よいドライブが楽しめます。
車種 | テスラ モデルY |
---|---|
グレード | パフォーマンス |
バッテリー | ロングレンジ |
加速 | 3.7秒で時速100km(ロールアウトを差し引いた値) |
航続距離(国土交通省審査値) | 595km |
駆動方式 | デュアルモーターAWD |
シート | 大人5人 |
ホイール | 21インチ |
重量 | 2,000kg |
ディスプレイ | 15 インチ センター タッチスクリーン |
スーパーチャージャー | 最大250kW、都度課金制 |
価格 | 643万円〜 |
公式サイト | テスラ モデルY 公式サイト |
テスラおすすめ人気車種の新車・中古価格比較表
車種 | 価格 |
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テスラ モデル3 | 579万円〜 |
テスラ モデルS | 1,200万円〜 |
テスラ モデルX | 250kW |
テスラ モデルY | 643万円〜 |
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自動車メーカーとしてはまだ歴史が浅いため、信頼性に欠けると考える方もいるかも知れません。しかしメーカーとしてのEVシェアは世界でトップクラス。2021年には通年で93万台以上を納車しており、多くのユーザーがテスラのEVとともにある生活を送っています。
もしみなさんがテスラに興味を覚えたら、一度試乗してみませんか。公式サイトの各車両ページから試乗予約が可能です。